|
10月17日、増毛町信砂(のぶしゃ)地区の国有林において、「にしんの森再生プロジェクト:協働の森づくり2010」と銘打った植樹祭を実施しました。
「にしんの森再生プロジェクト」とは、日本海沿岸部の山火事や、にしん漁に伴う薪炭伐採等の人為によって立木が減少してしまった地域において森林再生を図っていこうとするものです。
平成19年度より留萌南部森林管理署管内で様々な森林再生手法の検討がなされており、特にこの増毛地区では、笹で覆われた未立木地を、地域本来の森林への誘導を図り、森林と渓流環境の修復により森林の生物多様性を向上させようと取り組んでいます。
またその取り組みの一環として、ボランティア団体を中心としたみなさんと連携しながら、一緒に森づくりをしていこうという「協働の森づくり」を実施してきています。
今回は増毛町のボランティア団体等を中心に一般公募で集まった34名の方と一緒に、「トドマツ200本・ミズナラ300本」を植樹しました。
現地は、太さは親指大!高さは2メートル以上あろうかという笹が密集しているところで、事前に植え付ける箇所を刈ってあったものの、非常に歩きにくい状態でした。
部分的に傾斜のきつい箇所もあるなど条件的には厳しい中ではありましたが、みなさん一生懸命に鍬やスコップで穴を掘り、1本1本丁寧に植えていました。
当日は雨の予報もあり、少し肌寒い気温でしたが、このイベントの成功を願うかのような天気に恵まれました。
約1時間程度の作業により暖まった体から流れる汗をぬぐう姿も多く見られ、終わってみれば植樹するのに丁度良い天候だったように思います。
最後に横断幕を前にして記念撮影。参加者のみなさんが一生懸命植えた樹木達がこれから順調に育ち、立派な森林となってくれるよう、今後管理をしっかり行いながら見守っていきます。
(増毛森林事務所 森林官 小林)
|