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北海道森林管理局

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     各地からの便り

    野幌小学校「愛林少年団」の解団式に出席

     

    【石狩森林管理署 


    江別市の小規模特認校である野幌小学校(児童数65名)は、野幌自然休養林が学校に隣接し、身近にあることから全校児童が「愛林少年団」を結成しています。野幌小学校と当署は「遊々の森」協定を締結しており、通称「元気の森」等の森林をフィールドにした学習活動を積極的に行っています。

    春の「結団式」に始まり、春・秋・冬に行われる森林散策の際には、野幌森林事務所と北海道林業技士会が協力して案内役を担っており、各時期で動植物の観察、森林の仕組み、森林の大切さを伝えております。

    結団式での挨拶
    結団式で挨拶する木村首席森林官

    2月上旬には冬の散策が行われ、スノーシューを履いて冬芽や鳥の巣箱の観察等を行いました。また、立ち止まり、小鳥のさえずりを聞いたり様々な体験をしていただきました。寒さにも負けず元気な子ども達に圧倒されるばかりです。

    スノーシューで歩く
    一生懸命スノーシューで歩く様子

    2月21日には「解団式」が行われ、年間を通して観察・記録した内容を調べ上げて作成した資料を基に、低学年(1・2年生)、中学年(3・4年生)、高学年(5・6年生)に分かれて発表されました。いずれの発表も非常に良く調べられており、大変完成度の高い内容に本当に感心しました。

    4月になると新1年生が入学し、平成31年度の活動が始まりますが、野幌森林事務所としても森林の重要性などを理解していただく取り組みになるよう更に協力していきたいと考えています。

    およそ50年間続く歴史ある愛林少年団活動の益々の発展を願っております。

    児童による発表
    児童による発表の様子



     (野幌森林事務所  首席森林官  木村)

    お問合せ先

    総務企画部企画課
    ダイヤルイン:050-3160-6271