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北海道森林管理局

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     各地からの便り

    小清水原生花園で植生回復(火入れ)を実施

    【網走南部森林管理署 


    平成30年5月10日(木曜日)、小清水原生花園の植生回復(火入れ)作業が行われました。

    小清水原生花園は、小清水町のオホーツク海と濤沸湖(とうふつこ)に挟まれた国道244号線沿いに位置し、全長8km(面積275ha)の細長い砂丘上にある国有保安林のエリアです。

    この小清水原生花園は網走国定公園に指定されており、平成16年には次の世代に引継ぎたい北海道の宝物として「北海道遺産」にも指定されました。

    小清水原生花園は一時期、厳しい気象条件に加えて外来種や帰化植物の繁茂により貴重な草花が衰退傾向にありました。このため、平成5年から融雪後の早春に砂丘の原野部へ火入れを行い、原生的な花園の回復を図っていくための作業を行っています。火入れは66haを作業対象面積とし4つの区域に分けて毎年一つの区域で行われており、今年は15haを対象に実施しました。

    午前4時30分、オホーツク総合振興局と小清水町役場、地元消防職員や消防団員などの外、網走南部森林管理署職員が集合し、総勢約110名で火入れ作業を開始しました。

    火入れの様子
    火入れの様子

    まず、参加者は、予め設定された区域に移動し、作業地内にある線路の枕木に火が燃え移ることを予防するためジェットシューターで枕木に水をかける作業を行いました。その後、枯れ草に次々と小型バーナーで着火していきました。

    ドローンで撮影した着火時の状況
    ドローンで撮影した着火時の状況

    作業開始時の気温は3℃で、この時期としてはかなり低い気温でしたが雨や霜の影響もなく、着火するとすぐに延焼していきました。

    火入れが進む様子
    火入れが進む様子

    なお、煙による視界不良のおそれがあるため国道を通行止めにして作業を行いました。
    およそ3時間で全ての作業を終え、小清水町長の終了宣言で火入れ作業を無事完了しました。

    消火作業
    消火作業

    火入れ後
    火入れ後

    小清水原生花園では、これから約40種類の花が鮮やかな色合いで咲き、天然の草花がたくさんの観光客を癒やします。特に6月から8月にかけての時期はハマナス、エゾスカシユリ、エゾキズゲなどピンク、オレンジ、黄など色とりどりの花々が咲き、魅惑的で美しい草花の絨毯が広がります。是非、皆様もお越しください。

     

     

    (森林技術指導官 林)

    お問合せ先

    総務企画部企画課
    ダイヤルイン:050-3160-6271