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北海道森林管理局

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     各地からの便り

    全国初のカラマツCLT木造3階建ての宿泊施設完成!

    しりうち地域産業担い手センター「オープニングセレモニー」開催!

    しりうち地域担い手センター外観

    【檜山森林管理署】


    檜山森林管理署管内の知内町では、昨年から林業を始めとする1次産業の新規就業者を受け入れるため、新たな就業研修施設として「しりうち地域担い手センター」の建設を進めていましたが、この度無事完成の運びとなり、平成30年4月4日(水曜日)に「オープニングセレモニー」が開催されました。
    同センターは、町内産のカラマツを使用した全国初のカラマツCLT(直交集成材)による木造3階建ての宿泊施設(延べ床面積約360平方メートル)となっており、建設に際しては全国初となる鋼板挿入ドリフトピン接合(接合金物を見せない)を新たに開発し採用する等、森林資源の循環利用を進めるためのシンボル的な施設となっています。

    「オープニングセレモニー」には、新島北海道森林管理局長をはじめ、国、道の行政関係者や町内の産業関係者等約70名が出席し完成を祝いました。

    新島局長挨拶
    新島北海道森林管理局長の祝辞

    セレモニーは、あいにくの冷たい雨の中ではありましたが、大野町長の主催者挨拶に始まり、伊藤知内町議会議長、新島北海道森林管理局長、小田原渡島総合振興局長の来賓挨拶、施設の概要説明、テープカットへと続き盛会のうちに無事終了しました。

    テープカット
    セレモニーでのテープカット

    セレモニー終了後式典出席者は、完成したセンター施設内を見学し、随所でCLT部材をそのまま露出させた木のぬくもりあふれる内装や、コミュニティースペース、家具・家電完備ですぐにでも生活を開始できる居住スペース等に感嘆の声を上げるなど、今後の施設の活用による一次産業の担い手確保に大いに期待を膨らませ解散となりました。

    単身居住スペース
    単身居住スペース

     (森林技術指導官  橘)

    お問合せ先

    総務企画部企画課
    ダイヤルイン:050-3160-6271