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北海道森林管理局

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     各地からの便り

    紋別バイオマス発電所の見学

    【西紋別支署 


    平成29年8月23日(水曜日)、29日(火曜日)に当支署職員がそれぞれ12名、11名と2日に分けて、紋別バイオマス発電所の見学をさせて頂きました。

    外観
    紋別バイオマス発電所外観

    当日は紋別バイオマス発電所を運営している紋別バイオマス発電株式会社の髙田 晴郎社長と、隣接する燃料チップ供給会社のオホーツクバイオエナジー株式会社の山東 正典社長が案内をしてくださいました。


    紋別バイオマス発電株式会社の髙田社長


    オホーツクバイオエナジー株式会社の山東社長

    紋別バイオマス発電所はFIT制度(再生可能エネルギーの固定価格買取制度)対象電力として運営しており、その発電規模は50,000kWにもなります。この発電規模は火力発電所としては小さい方とのことですが、国産材を使用するバイオマス発電所としては国内トップクラスです。

    発電所で燃料として用いている木質チップは、隣接するチップ工場の他に道内の協力工場から集荷しており、安定して電力を供給するために、年間21万8千トンの木質チップと、5万トンの輸入PKS(アブラヤシの実の種の殻)及び補助燃料としての5万トンの石炭を用いているそうです。


    木質チップ


    PKS(Palm kernel Shell)

    まず、室内で発電所の概要について説明を受けたあと、チップ工場の見学をしました。木質チップの製造には、丸太を削ってチップにする切削機とつぶしてチップにする破砕機を用います。材は半年~1年ほど乾かしてからチップにするとより含水率が下がり良い燃料になるそうです。

    その後木質チップはチップヤードに運ばれます。チップヤードでは、4~5日分のチップが保存でき、写真にある柱と柱の間にあるチップ量をおおよそですが、大体1日で消費するそうです。天井にはびっしりと消火用のスプリンクラーが設置されていました。


    チップヤード

    その後、発電所に移動し煙突や冷却塔、ボイラ、発電機などを見学しました。
    フル稼働中ということでしたが、煙突からの煙は全く見えませんでした。燃料燃焼により出た煙は、その手前に設置されたバグフィルタで、灰などの不純物が取り除かれ、綺麗にされてから排出されるため、見えなくなるそうです。取り除かれた不純物は路盤材として使えるように、現在検討しているとのことでした。
    冷却塔からは、水蒸気がモクモクと上がっていました。この発電所では、冷却に海水や河川の水を使わずに、水道水を用いているそうです。


    バグフィルタ


    煙突

    バイオマス発電所の心臓部であるボイラも見学しました。多様な燃料を使用できる循環流動層ボイラと呼ばれる設備を使用しており、中で燃料が燃えている様子も見学することができました。


    循環流動層ボイラ

    発電機はトラック1台分ほどの大きさの物が一台あり、この一台が発電所に備えられている発電機の全てなのだそうです。今日見た全てのエネルギーがこの中に集約されているのだと思うと、発電機を前にして、少し緊張感をおぼえました。
    その後外へ出て、変圧器と送電線の見学をしました。作られた電気はここから北海道電力の紋別変電所へ送電されています。


    送電気

    今回、地元オホーツク地域の豊かな森林資源を有効に活用しているバイオマス発電所を見学でき、大変勉強になり、とても良い経験となりました。お忙しい中、ありがとうございました!

    (一般職員   大山)

    お問合せ先

    総務企画部企画課
    ダイヤルイン:050-3160-6271

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