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 各地からの便り

造林予定地調査等の勉強会

【十勝西部森林管理】


平成26年9月12日(金曜日)、十勝西部森林管理署大樹森林事務所部内において、森林官など15名を対象とした造林事業(保育作業)にかかる予定地調査等の勉強会を実施しました。

午前中は、除伐(注1)及び除伐Ⅱ類(注2)のあらかじめプロットを設定した箇所において、除伐木の選定の考え方等の意見交換を行いました。
森林官からは、「被圧している広葉樹等の径級や樹種によって除伐対象とするかしないか迷うことがある。施業を含め当小班の将来の姿を見据えながら選定することが大切」「除伐木を伐採する際、伐倒方向によって造林木の損傷も想定できるため、伐倒方向を想定した上で選定すべき」などの意見が出されました。
標準地については、選定場所によって調査結果に大きく影響することから、空中写真等を活用しながら事前の現地把握及び林地状況を見極める目を養うことが大切だということを再確認しました。 

除伐Ⅱ類
除伐Ⅱ類 予定地調査箇所

午後からは、大型機械地拵の実施箇所へ移動しました。
当箇所は、今年初めて取り組んだ生産事業との一括発注(誘導伐)箇所であり、2小班(面積約30ヘクタール)あります。
仕様はそれぞれ30m(伐採幅)×60m(残幅)、10m(伐採幅)×20m(残幅)に設定しています。

このように幅広く伐採するのは初めての試みだったため、森林官にも現地をみてもらい、イメージの向上に努めることを目的としました。
既に地拵が完了した30m幅伐採箇所をみた参加者の中には、開けた林地に唖然とする姿も見られました。

現在、進行中の地拵も見学。
グラップルにレーキをつけた手法の実施箇所とブラッシュカッターを用いて実施した箇所で作業方法や表土の剥離状況を見比べてもらいました。
ブラッシュカッターを用いて実施するのは、当署において初めての試みだったため、興味深く見聞きしていました。
請負者からブラッシュカッターの特性について「ヘッドが重いため平坦地での作業に適しており、カラマツは材が堅くて裁断は無理だが、トドマツならそのまま処理できる」「末木枝条を先に処理した上で実行したほうが効率が良い」など実際作業をしなければわからない貴重な意見を丁寧に説明をしていただきました。

当日はあいにく雨天での勉強会でしたが、今後の造林事業に関する調査や実行等の意識向上に繋げることができました。

大型機械地拵箇所

大型機械地拵箇所

 

-注釈について-

(注1)除伐(じょばつ)…植栽後発生した天然木が、目的樹種と競合し、その生育が阻害される場合に生長を妨げる林木を
    除去(伐採)する作業のこと。

(注2)除伐Ⅱ類(じょばつにるい)…目的樹種の本数密度が過密となっている林分を対象に目的樹種間の競争緩和を目的に
    除去(伐採)する作業のこと。

(蔵野 森林整備官) 

 

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