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 各地からの便り

きれいな花を咲かせましょう!

~ 小清水原生花園での植生回復(火入れ)事業 ~

【網走南部森林管理署】 


4月23日(水曜日)、小清水原生花園を含む国有保安林のエリアの植生回復(火入れ)作業を行いました。

小清水原生花園は、小清水町国道244号線に沿い、オホーツク海と濤沸湖(とうふつこ)に挟まれた約8km(275ヘクタール)の細長い砂丘上にある国有保安林のエリアです。

ここでは毎年、約40種類の草花が鮮やかな色合いで咲き乱れ、天然の草花がたくさんの観光客を癒やします。

特に美しいのは、6月から8月の時期で、普段は殺風景な砂丘上にハマナス、エゾスカシユリ、エゾノコリンゴが咲き、ピンク、赤、白などの花々が、魅惑的で美しく草花の絨毯のように広がります。

この小清水原生花園は、網走国定公園に指定されているほか、平成16年には、次世代に引継いで行きたい北海道の宝物として、北海道遺産にも指定されました。

しかし、海岸の厳しい気象条件に加えて、外来種や帰化植物の繁茂により貴重な草花が減少傾向にありました。

このため、平成5年から融雪後の早春に砂丘の原野部へ火入れを行い、原生的な花園の回復を図っていくための作業を実施しています。

今年度は、雪融けや天候不順などにより2度延期になりましたが、4月23日(水曜日)の早朝(4時過ぎ)から、オホーツク総合振興局と小清水町役場、網走南部森林管理署の職員、地元消防職員や消防団員など総勢134名による火入れ作業を行いました。

参加者は、着火作業と火消し作業に分かれ、予め設定された区域の枯れ草に次々と携行缶バーナーで着火していきます。

作業当初は、霜の影響のためかすぐに点火しませんでしたが、着火後は驚くほどの火勢で燃え広がっていき、高く舞い上がる炎と煙で方向を見失うほどでした。

また、作業地内には線路があり、枕木を燃やしてしまっては列車の運行に支障が出てしまうため、ジェットシューターによる消火作業が必要になります。

このため着火後は、延焼と消火作業を上手に組み合わせながら作業を行っていきました。

全ての作業終了には、残火点検や処理など含めて2日間ほど必要となり、作業者には強い眠気と筋肉痛が襲いますが、これから原生花園を訪れる観光客の方々の笑顔を見れば、きっとみんなの疲労も癒されることでしょう。

「小清水原生花園」はこれからが見頃ですので、是非、皆様もお越しください! 

(根本 森林技術指導官)

開会式の様子

開会式の様子

火入れ作業の様子

火入れ作業の様子

火入れの状況

火入れの状況

火入れ後の様子

火入れ後の様子

 


 

 

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