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 各地からの便り

 JICA集団研修を受け入れ~えりも岬緑化事業を世界へ発信~

【日高南部森林管理署】 

記念撮影

みなさんで記念撮影、掛け声は「ハイ、エリモ~」


平成25年9月9日(月曜日)、JICA(国際協力機構)の集団研修「地域住民の参加による多様な森林保全」コース研修員の方たちが、えりも岬国有林を訪れました。

今年度はブルキナファソ、カンボジア、エチオピアなどの11ヶ国から、主任森林管理官、森林保護管理官など12名の参加がありました。

午前は研修員、JICAスタッフと日高南部署のみの参加で、えりも岬緑化事業の歴史を紹介する「夢は砂漠化しない」というDVDを鑑賞上映しました。

その後、みどり館・第一遊歩道・管理塔で現在のえりも岬国有林緑化事業の説明をしながら森林を見てもらいました。

事業の方法や防風垣、材の活用などの質問が多かったほか、風により斜めに成長しているクロマツ林内の景色や管理塔の高台から見た蘇ったえりも岬国有林の現風景に感動し、何枚も写真を撮っていました。午前の最後として、百人浜の海岸を散策しました。

海のない国の研修員は始めて見る海に大変喜んでおり、海のある国の研修員も一緒になって記念撮影をしていました。

午後からは、えりも町長をはじめとしたえりも町役場職員、ひだか南森林組合の方々を招き、「地域住民との対話集会」を林業総合センターで行いました。

地域住民と直接対話ができるのは今回の研修では「えりも」だけだそうで、研修員からは主にコミュニケーションに係る質問が多く出されました。

「このように厳しい気象条件下でもここまで緑化できたのは、様々な人々が連携して緑化に取り組んだからだと分かった。いろいろな組織の連携はどのようにして繋いだのか?」の質問に対しては、「森林のもたらす海への影響や森林の回復が生活環境の改善につながることへの理解が地域住民にあったことから、漁業関係者であるえりも岬のほとんどの住民が自分達の生活を守るために緑化事業に従事し、それに国、町などの組織が協力した」ということを伝えると納得していただいたようでした。

また、海のない国の研修員からは「海水が川や陸に上がり被害が出ることはあるか」、海のある国の研修員からは「温暖化による海水面の上昇に係る被害はあるか」などの東日本大震災の津波被害に関連するような質問も出ていました。

ほかにもこれからの緑化事業について、環境教育について等の質疑がありました。

あっという間に予定した2時間半の時間は過ぎ、最後に「町の方々や様々な立場の方々が森林の回復に取り組む話が聞けて大変ありがたかった。

自分達の国へ学んだことを持ち帰り役に立てたい。」とのお礼の言葉をいただきました。

えりも岬緑化事業が世界の森林保全に少しでも貢献できるよう、JICA研修等でわかりやすい説明に心がけることを誓い、対話集会を終えました。

(佐藤 治山技術官)

「ごた(雑海藻)」に興味津々

「ごた(雑海藻)」に興味津々

クロマツ林内を散策

クロマツ林内を散策

海に感動

海に感動

地域住民との対話集会

地域住民との対話集会


 

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