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 各地からの便り

 エゾシカ捕獲へ地域連携~囲いワナによる生体捕獲 

~先進的な地域の関係機関が連携して意見交換会~

【根釧西部森林管理署】  

平成25年2月6日(水曜日)、当署主催により、釧路市阿寒町において生体捕獲(囲いワナ)を実施している関係機関が連携して、意見交換会を実施しました。

 

当日は、釧路総合振興局、釧路市、(一財)前田一歩園財団、(株)北泉開発の担当者が集まり、平成16年度より囲いワナの先進的取り組みを進めている前田一歩園財団による囲いワナ、釧路総合振興局が発注し地元養鹿牧場を運営している(株)北泉開発が実施している囲いワナ、当署国有林内で4年目(釧路市阿寒町では2年目)の実施となる囲いワナをそれぞれ視察し意見交換を行いました。

 

意見交換では、それぞれの機関が試行を凝らしながら設置している囲いワナ自体の工夫された構造、設置区域周辺の環境の違いによる誘引状況のほか、現在の当該地域におけるエゾシカの動向や今後の動向予測など、多岐に渡る意見交換を行いました。

 

なかでも前田一歩園財団で実施している囲いワナでは、実際にワナ内に入っているエゾシカをモニターで観察し、誘引扉を閉じる作業、捕獲した17頭を箱状の捕獲施設へ仕分けする作業からユニットへの移動、トラックへ積み込むまでの一連の作業を見学し、手際よく積み込みまでを行う様子を一同感心した面持ちで視察しました。

また、釧路総合振興局の発注により実施している囲いワナは、市街地や農地に隣接している場所に設置され、捕獲後の運搬が容易に行える利便性から、コンパクトな構造となっており、エゾシカ自体が森林内で誘引された個体と比べ警戒心が少ないようでした。

 

最後に、この釧路地域は、生体として捕獲したエゾシカを一時養鹿として受け入れが可能である企業があり、食肉として利用されるまでの流通形態が構築されている全国的にも先進的な地域ということで、今回のようにそれぞれの機関が情報交換を行うことにより、関係機関がより一層連携を深め、エゾシカによる農林業被害軽減に向けた取り組みを強化し、今年度の捕獲増を目指すことを確認し、この日の意見交換会を終了しました。  

 

(石原 業務第一課長)

室内での意見交換会

室内での意見交換会

前田一歩園財団の囲いワナにより捕獲

田一歩園財団設置の囲いワナにより捕獲

国有林設置の囲いワナ内で意見交換

国有林設置の囲いワナ内で意見交換

 


 

 

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