ホーム > 森もり!スクエア > 各地からの便り > 魚道整備に係る現地検討会を開催


ここから本文です。

 

 各地からの便り

魚道整備に係る現地検討会を開催 

~生態系に配慮した治山事業の推進に向けて~

【北見事務所】

安田教授と共に現場を見学

 安田教授と共に現場を見学


10月27日(土曜日)、台形断面式魚道の開発で知られる、日本大学理工学部の安田陽一教授を招き、網走中部森林管理署管内において、魚道設置に係る現地検討会を行いました。

 

近年、生態系に配慮した治山事業の推進が求められていますが、過去に発生した災害で、大量の土砂を下流域に流出させた渓流など、治山ダムの設置によって現在は緑を再生させた現場において、構造物の保全機能を維持しつつ、魚類などの生息環境を復旧させることは、多くの知識と経験、技術を持っていなければ難しいことです。

 

日々の業務の中で、大雨によって崩れた山腹斜面や、土石流によって大量の土砂が流下した河川など、下流域の人々の生活を脅かしかねない荒廃地の復旧に取り組んでいますが、魚類をはじめ、様々な生物のつながりである生態系の保全については、後手になってしまいがちでした。

 

世界自然遺産に指定された知床半島のほか、希少な動植物が多く生息している北見管内では、北海道の中でも多くの魚道が治山ダムに設置され、魚類の生息環境を確保しています。

今回、安田教授に現場を見ていただき、季節や地形によって絶えず変化する河川の性質や、河岸の浸食を防止するために設置した保全施設の思わぬ弊害など、魚道の整備を考える上で貴重な指導を受けることができました。

 

スケジュールが合わず、休日の開催になってしまったことで、該当する森林管理署及び北見事務所の治山担当者のみの参加となってしまいましたが、魚類の生態と生息場所である河川を長年研究してこられた安田教授の見識に触れることで、非常に有意義な検討会となりました。

今後の治山事業に活用させていきたいと思います。

 

(山下 上席技術指導官(治山))

安田教授と共に現場を見学

安田教授と共に現場を見学

安田教授と共に現場を見学

安田教授による、魚道の整備を考える上での貴重な指導

 


 

 

お問い合わせ先

総務企画部企画課
ダイヤルイン:050-3160-6271

森林管理局の案内

リンク集