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 各地からの便り

治山技術検討会を開催 

~生物多様性の保全に向けた取組~

【北海道森林管理局北見事務所】  

6月18日(月曜日)、19日(火曜日)の二日間、網走南部森林管理署国有林において、北見事務所管内の治山担当者を対象に「平成24年度北海道森林管理局北見事務所管内治山事業技術検討会」を開催しました。


平成22年に名古屋市でCOP10(生物多様性条約第10回締約国会議)が開催されるなど、生物多様性の保全に人々の関心が高まっている中、これまでも河川の上下流を分断しないよう高い落差の生じない施設の設置や、コンクリートに替えて木材を多く利用するなど、生態系に配慮した治山事業を推進してきたところですが、魚類の生息と資源保護のため、魚道等の設置による治山施設の改良を求める要望が増加しています。


そのため、北見事務所管内で治山施設の改良事業に先進的に取り組んでいる施工箇所を訪ね、治山技術の見識を深めるとともに、それぞれが担当する現場において魚道等を設計・設置する際の参考とすることを目的としました。


初日は、一般的な魚道の説明に続き、自然石を利用して治山施設を改良し、魚類の遡上を妨げないように工夫した改良工事の事例や、治山施設にスリットを入れ、魚類の遡上を可能とした改良工事の事例を紹介し、工事に至った経緯や、施工内容の説明を受けるとともに、疑問に思った点などを出し合い意見交換を行いました。


二日目は、前日に説明を受けた現場に足を運び、教えてもらわなければ、以前コンクリート構造物があったとは気がつかないほど、すっかり自然の中に溶けこんでいる治山施設や、スリットを入れることで上流部への魚類の遡上を可能とし、さらに治山施設として流下する土砂を貯留しつつ流出を抑制する本来の機能をも発揮している状況を見て、すぐれた治山技術を実感することができました。


回遊するサケ類が川を遡上する時期ではありませんでしたが、改良した治山施設の上流で、淡水域に生息するサケ類の魚影を見ることができ、改良工事の効果をあらためて確認し、二日間に及ぶ検討会を終了しました。

治山施設の改良に係る学習

治山施設の改良に係る学習

改良した治山施設を見学する参加者

改良した治山施設を見学する参加者

改良した治山施設を見学する参加者

改良した治山施設を見学する参加者

改良した治山施設を見学する参加者

改良した治山施設を見学する参加者

 

 

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総務企画部企画課
ダイヤルイン:050-3160-6271

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