6月3日(木曜日)、一般参加者23名を迎え「森林を見る会」を開催しました。
始めに、網走西部森林管理署前で開会式を行い、今年は国際生物多様性年ということで、署長より生物多様性の重要性について話がありました。
その後、遠軽町野上の国有林に移動し、木製治山ダム施工箇所を見学しました。業務第一課長が、木枠篭を使ったダムを施工した理由、種の入ったシートによる植生の早期回復や法面の崩壊防止効果、土砂を溜めることで川底を安定させる床固工等の説明を行い、森林管理署の仕事について理解を深めてもらいました。
参加者からは、「ダムに溜まった土砂はどうするのか?」等の質問が出されました。
また、流域管理調整官から森林の多面的機能や、持続可能な森林経営のための森林認証制度について、パネルを使って説明を行いました。
そして、森林浴などを楽しむために金山森林事務所部内へ移動しました。参加者の皆さんは思い思いに散らばり、森林浴などを存分に楽しんでいる様子でした。
森林管理署到着後は、署員が準備したお土産を配り解散しました。参加者からは「毎年参加していて、森林浴をすることで体が健康になった」などの感想をいただきました。
これからも参加者の皆さんに、森林を身近に感じ、興味を持って大切にしようと感じてくださる場を提供していけたらと思います。
(浅野 森林ふれあい係長)
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