5月12日(水曜日)、中央アジアのキルギス共和国から研修員7名がパイロットフォレストを訪れ、釧路湿原森林環境保全ふれあいセンターで設置しているドラム缶型簡易炭焼窯を視察しました。
キルギス共和国ではヨーロッパアカマツなどの針葉樹に虫害発生が見られるため、虫害木の有効活用に向けて、今回の視察が行われました。
中野根釧西部森林管理署長より、管内の概要説明を行った後、当ふれあいセンター職員からドラム缶型簡易炭焼窯の構造や炭焼きの手順等について説明し、研修生の皆さんにドラム缶型簡易炭焼きを実際に体験してもらいました。
当日は、雨が降るあいにくの天気でしたが、研修生の皆さんは熱心にメモを取りながら質問をしていました。
※キルギス共和国
中央アジアの北東部に位置し、面積は約20万平方キロメートル(本州の約0.9倍)、人口は約500万人。山岳国で国土の約90パーセントが海抜1,500メートル以上に位置している。
(横山 流域管理調整官)
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