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ヒグマ対策

知床は世界的にもヒグマが高密度に生息する貴重な地域です。
知床の森林に足を踏み入れる際は「ヒグマの棲家にお邪魔する」という謙虚な気持ちを持つことでお互いに気持ちよく自然を楽しむことが出来るでしょう。

知床を散策する際には

  • 基本的にヒグマは人間を避けて行動します。
  • そのため、事前に人間の気配を教えてあげれば、ヒグマの方から立ち去ってくれるでしょう。
    ただし、ヒグマは嗅覚、聴覚に比べ、視覚はあまりよくありません。
    そのため、
    • 鈴や笛などを携行し、音で人間の存在を知らせてあげましょう。
      時折、大きな声を出すことも効果的です。
    • 単独行動を控え、複数人で行動するようにしましょう。
      足音や話し声などでヒグマが人間の存在に気づきやすくなります。
    • 風の強い日や水音のする沢沿いなどでは人間の存在に気づきづらくなりますので特に注意が必要です。
    • 糞や足跡など生々しい痕跡を見つけた場合は、すぐ近くにヒグマがいる可能性があります。
      そんなときは引き返す勇気も必要です。
    • 雪融けの時期などに餓死したエゾシカの死体を見つけることがあります。
      シカの死体にはヒグマが餌付いている可能性がありますので、早々にその場を立ち去る様にしましょう。
    • 知床でゴミ(食べ物)を捨てることは、それに餌付いたクマが人間を「おいしい食べ物をくれる対象」と見なすことに繋がります。
      ゴミを捨てる行為は、後から知床を訪れる人を危険な目に遭わせることと同義です。
      当然のことですが餌をあげるなどもってのほかです!

もしヒグマと出会ってしまったら

  • 車でヒグマを見かけた場合、決して車から降りないでください。
    特に子グマであれば近くに母グマがいる可能性が高いです。
  • 歩いていてばったり出会ってしまった時、きっと向こうも驚いているはず。
    慌てた行動はヒグマの予測不能の行動にも繋がります。
    まずは落ち着いて、ゆっくり話しかけるなど人の存在を確認させます。
    きっと向こうから離れていってくれるでしょう。
  • それでも離れない場合は、相手を見つめたままゆっくりと後ずさりします。
    決して背を向けて走って逃げ出したりしないでください。本能的に追ってくることがあります!!
  • それでも向かってくる場合、最終手段として対決する覚悟も必要となります。
    そのような時、クマよけスプレー(唐辛子スプレー)を携帯していると、役立つでしょう。
    精神的にも携帯していると安心できます(ただしそれで周囲への注意を怠ることは本末転倒です!)。
    知床では木下小屋(羅臼岳登山口)や知床自然センターで貸出しています(有料)。
    ただ、クマが攻撃してくるケースは非常に希であり、まずは「出会わない」「近づかない」ようにすることが最も重要です。

(写真:クマよけスプレー(唐辛子スプレー)

ヒグマの生態などは知床自然センターのHPで詳しく解説しています。
相手を知れば、クマに対する過剰な恐怖心は消え、より知床を楽しむことが出来るでしょう。

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