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第89回 森とのふれあい「X'masリースづくりin知床」イベント開催結果第89回 森とのふれあい「X'masリースづくりin知床」~トドマツの小話でティパーティ~ 平成24年12月15日(土曜日)
今回のイベントでは北海道の主要樹種であるトドマツをテーマに、その葉に直に触れて香りや質感を楽しむとともに、職員が語るトドマツにまつわる小話を通じて、改めてトドマツという道内ではお馴染みの樹木について考えていただくことを目的として開催しました。 網走市、斜里町より13名の方にご参加いただきました。 <作り方の説明>
<作業風景・前半> たくさんのトドマツの枝葉から葉ぶりのいい物を選びます。
葉先を切り取ります。長さ20cm程度のものを約150本集めます。 一定の大きさに束ねて針金のリングに括り付けて土台を作ります。
<ティパーティ> 土台が完成したところで、クリスマスイベントをより楽しんでいただくためのティパーティを行いました。 飲み物(紅茶、コーヒー)と4種類のスイーツを用意し参加者に召し上がっていただきました。 その中で当センター6名の職員がそれぞれトドマツに関する小話を披露しました。 樹木の性質や木材としての利用といった基本的な内容から、 アロマ効果や根っこに寄生する昆虫の話、 あるいは国有林の現場におけるエピソードや初めてトドマツを目のあたりにした時の印象の話などさまざま。 みなさん興味深そうな表情で、スイーツとともに楽しんでいただけた様子でした。
<作業風景・後半> 飾り付けの作業では、各々のアレンジで素敵なリボンを作り、 ベルをとりつけ、マツボックリや木の実等の森の素材をふんだんに使ってリースを賑やかに飾りつけました。
<作品例> 参加者の個性が写し出された様々なリースが出来上がりました。
リースが並ぶと会場はクリスマスの雰囲気で満たされました。 皆さんで記念写真。
「綺麗なリースができてうれしい」「マツボックリなどの飾りもたくさんあって楽しい」「また参加したい」などの楽しげな声や 「木の話しが聴けて知床らしいイベントだと思った」との感想もあり、当センターでのイベントを満喫していただけた様子が伝わってきました。 普段ならその姿を見るだけに止まるであろうトドマツに、直に触れてその香りや小話を聞くなどちょっとした非日常の体験を通じて、 北海道を代表する樹種であるトドマツ、ひいては道内に存在する様々な樹種について少しでも身近に感じていただければ幸いです。
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知床森林生態系保全センター
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