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第88回 森とのふれあい「知床の森 デイキャンプ」夏休みだよ!みんな集まれ!! 作って、焼いて、食べて、学ぶ 「知床の森 デイキャンプ」
平成24年8月1日(土曜日)開催
今回のデイキャンプには小学校低学年を中心に親子23名の方がご参加くださいました。
<木工作体験> 木工作体験ではカラマツ・エゾマツの松ぼっくり、ハンノキの実などの知床の森から集めた10数種類の森の素材を準備しました。 未就学児や低学年の子どもが多く、ノコギリなどで細い枝を切る作業も大変な様子でしたが、 森の素材を上手に利用した個性豊かな力作が数多く完成しました。
完成作品
<炭焼き(炭づくり)体験> 炭焼き体験では、参加者に炭焼きの装置に材料となる木(近隣の森林の倒木などを乾燥させたもの)を入れてもらい、 職員が焚き付けをし、火が窯内に回るように一生懸命うちわで仰いでもらいました。 炭が出来る仕組みや倒木を有効活用していることなどの話を交えながら作業をしました。
炭焼き時に発生するものすごい量の煙に驚く参加者も多く、貴重な体験になったのではないでしょうか。
<エゾシカについてのお話> バーベキュー(昼食)に先立ってエゾシカについてのお話。 子どもたちに向けて、 当センター所長より、知床の森林におけるエゾシカ被害の話と、 「株式会社 知床エゾシカファーム」の富田社長から、 エゾシカの有効利用や最近のエゾシカ頭数の急増からシカ肉を食べることもエゾシカ問題の対策になるなどの話がありました。
<エゾシカ肉バーベキュー>
昼食は事前に当センターで作った炭などを利用してのエゾシカ肉バーベキュー。 天候はあいにくの雨模様でしたが、参加者は積極的に外に出てシカ肉バーベキューを楽しみました。
<森林教室> 森林教室は雨足が強いため室内での実施となりました。
森の生きものへ意識を向けてもらうために生きものクイズ。 いろいろな生きものが森の中にいて、何を食べているか、どのような暮らしをしているかを知ってもらいました。 木の葉を利用した「神経衰弱」。 葉の違いをじっくり観察することができ、葉や木についての質問が飛び交い、 興味を示してくれている様子が伺われました。
木工作、炭焼き体験、エゾシカについての講話、炭火でのエゾシカ肉バーベキュー、 そして森林教室と内容盛りだくさんなうえ、少し難しい内容もありましたが、 作業体験や実務に関わる方の話を通じて森林やその産物の利用についても何かしら感じとってもらえたのではないでしょうか。 炭焼きの煙の中での記念写真
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知床森林生態系保全センター
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