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第115回森林レクリエーションin知床第115回森林レクリエーションin知床 知床らうすで海を支える森づくり体験 ~豊かな海は豊かな森林から~ 平成24年9月8日開催
イベントの様子
9月8日(土曜日)、知床世界自然遺産地域に隣接する、羅臼町内の国有林内で森づくり(植樹)を体験するイベントを開催しました。 4歳、6歳児を連れたご家族や大学のサークルの方々など、近隣市町から幅広い年齢層の22名の方にご参加いただきました。 記念の集合写真
真夏のような残暑と青空に恵まれた天候の中、土の中で絡み合った笹の根との戦いに、参加者も職員も汗だくになりながらの植樹作業となりました。しかし、そのような状況にもかかわらず、皆で冗談を飛ばし合いながら楽しく、また熱心に作業を続けた結果、アカエゾマツとミズナラ(エゾシカ食害防止チューブを併せて設置)合計約100本の苗木をしっかりと植えることができました。
職員による植樹方法の説明 笹の根を切りながらの植樹作業 笹の根をものともしない参加者も 家族での共同作業 子どもや女性にはなかなか厳しい作業でした
ミズナラの苗木にはエゾシカの食害から守るチューブ(オレンジの筒)を設置しました チューブは2本の支柱に結束バンドでくくり付けて固定します チューブ作りも手間がかかります 固い地面には支柱を刺すのも一苦労 すべてのミズナラの苗木にチューブを設置
参加者に植樹の記念として取り付けていただいた木の札には、「風雪に負けないで大きく育ってね」などのメッセージが見られ、植えた木の生長を楽しみにしている想いが強く伝わってきました。 記念の木の札を下げたミズナラの植栽木
今回も昨年までと同様、鮭やカラフトマス、ホッケ等といった知床羅臼の海の幸満載の特製「海弁当」を用意しました。
植樹によって豊かに生育した森林は、森のミネラルを川や海へ供給し、これら海産物をおいしく育むことにもつながることから、植樹による森づくりの必要性を、味覚からも感じていただけたのではないでしょうか。
未来の知床の森を形作る一本
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知床森林生態系保全センター
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