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第106・107回森林レクリエーションin知床
2011国際森林年 第106・107回森林レクリエーションin知床 平成23年6月8日・11日開催 当センター主催のフィールドイベント、森林レクリエーションin知床がいよいよ開幕しました。 第一弾は、斜里町および羅臼町内国有林の森林散策です。
午前中は、斜里町内の国有林で自然観察教育林に指定されているポンホロ沼周辺の森林散策です。そして、羅臼町内に移動して昼食後は、町内国有林にある「熊越の滝」遊歩道の散策を行いました。 8日は終日晴天でしたが、10日から11日の早朝にかけては、落雷の恐れがあるため開催が危ぶました。しかし、散策の時間帯にはすっかり良い天気となり、両日とも万緑の清々しい林内を散策することができました。
直径巻き尺を使っての直径当てクイズです。さて、何cmあるでしょうか? (答えは一番下にあります。)
クマゲラの食痕を前に。ずいぶんと大きな穴を開けたものです。
ポンホロ沼の畔にて。今年雪解け後初めて下見に来た時と比べて水際は7,8メートルは縮んだでしょうか?
エゾシカによる樹皮食害を受けたキハダの説明中。 ポンホロ沼周辺に限らず、知床においてはイチイやキハダをはじめとする多くの樹木がエゾシカによる深刻な被害を受けています。
下見時は長靴でやっと渡れるくらいの水量があった通称「枯れ沢」も、8日の催行時には文字通りすっかり枯れていました。 春もすっかり深まり、夏の訪れもすぐそばまで来ているようです。
羅臼町内の「熊越の滝」前でトドマツとエゾマツの解説中です。 ポンホロ沼周辺の散策ではエゾマツは見られませんでしたが、熊越の滝周辺では両方とも見ることができます。
経験豊かな職員はその経験に基づいて、また、若手職員はそれぞれの日頃の勉強の成果を発揮して、単なる自然解説ではない林業的要素を混じえた解説を行いました。 時折飛び出すダジャレや職員同士の掛け合いもまずまずの好評価を得ることができ、無事故で今回のイベントを終了させることができました。
次回のフィールドイベントは7月9日(土曜日)「2011国際森林年『樹木医と歩く知床の森林』」です。オシンコシン高台からウトロ高原までの道のりを樹木医の解説を聞きながら散策し、また、エゾシカ食害防止のためのネット巻き体験も行います。 ただいま参加者募集中です!!(募集内容はこちら)
(答え:直径112cm)
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知床森林生態系保全センター
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