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第101回森林レクリエーションin知床第101回森林レクリエーションin知床 平成22年9月4日開催
知床のオシンコシンの滝の上部に広がる、原生的な森林を樹木医と散策するイベントを開催しました。講師に「オホーツクみどりネットワーク」の代表でもある、樹木医の鈴木順策氏をお招きし、森林生態系・物質循環等について講義や散策を通して解説していただきました。さらに森林保護活動につながるシカ食害防止用ネット巻きも体験して頂きました。 このイベントは「オホーツクみどりネットワーク」、「道民カレッジ」との合同開催行事であったため、通常より参加者は多く、スタッフも含め総勢46名でのイベントとなり、遠くは釧路町からもご参加いただきました。 講師の講義や散策中の解説では樹木、草本の専門的な話をはじめ、樹木の直径・樹高の計測、菌類やエゾシカ等野生生物の生態に至るまで様々な内容の濃い解説をしていただきました。とりわけ、食用キノコやキハダ・カツラ等の巨木の話、エゾシカ食害の実態に参加者の皆様から驚きの声が漏れていました。 また、エゾシカ食害防止ネット巻き体験においては、慣れない作業で、最初は難儀されながらも、計12本のイチイの木にネットを巻き付けました。 前日の大雨にうって変わって青空広がる快晴となり、距離4キロ、3時間という長いコースでしたが参加者の方々は最後まで楽しそうに散策されていました。
〈イベントの様子〉 樹木医による講義
エゾシカ食害防止ネット巻き体験
巨木(ハルニレ)の樹齢の解説
腐朽菌の解説
巨木(カツラ)の空洞についての解説
森林観察路での年輪の解説
散策終了後に記念撮影
参加者の皆様本当にお疲れさまでした。ご参加ありがとうございました。
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知床森林生態系保全センター
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