知床森林生態系保全センターブログ(2018年3月)
3月6日 知床世界自然遺産地域科学委員会
2月21日に「平成29年度第2回知床世界自然遺産地域科学委員会」が札幌で開催されました。主な議題は、各ワーキンググループ等の検討状況等について、長期モニタリングについて、第41回世界遺産委員会決議の対応について、でした。
特に、長期モニタリング計画について、今年度と来年度の2カ年で見直しを行う予定となっており、
計画の見直しが必要な箇所等の確認が行われました。
(長期モニタリング計画についての記事はこちら)
長期的な気候変動等、自然環境の変化は、様々な要因が複雑に関わっており、評価が難しいものも多くあります。
しかし、モニタリングを続けてデータを整理しておくことで、今後、知床世界自然遺産の管理に役立つ時が来ると考えています。
さて、最近の流氷の様子をご紹介します。
2月26日
真っ白な海です。
2月28日
少し海面が見えています。
3月6日
流氷があるのは手前だけで、遠くは広く海面が見えています。
流氷は、まだ風向きによって、遠ざかったり近づいたりを繰り返しています。
今年はいつ流氷が去ってしまうでしょうか。
最後に、鼻に雪を付けたかわいらしいキツネです。
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