知床の森の今の姿をブログで紹介します。森林の不思議や役割に興味を持ってみませんか。
知床世界自然遺産地域科学委員会第一回会議を実施しました(8月20日)
7月30日斜里町にて 知床世界自然遺産地域科学委員会を開催しました。
今回の委員会では、河川・エゾシカ・海域・適正利用など 各ワーキンググループの検討状況の報告に加え、年次報告書(知床白書)や 遺産地域の現状を把握するために行っているモニタリング調査の評価手法について検討しました。
(知床森林生態系保全センター 今福寛子)
知床国立公園クリーン事業に参加しました(8月20日)
7月16日知床岬地区にて、知床国立公園クリーン事業に参加し、文吉・啓吉湾の海岸清掃活動をしてきました。
この事業は、斜里町と環境省釧路自然環境事務所が主催、地元の市民団体 知床の海岸をきれいにし隊(赤澤歩代表)とオコツク漁業生産組合の後援で、関係行政機関と地元住民がボランティアで清掃活動を行うというものです。
当日は快晴で、会場を航海をしているとイルカやシャチが姿を見せたり、カモメの群れを襲ったオジロワシが船の上空近くを飛び去ったりと乗船した人達からは喜びの声が上がっていました。
知床岬近くの文吉湾に到着し、啓吉湾と文吉湾の海岸に漂着したゴミを拾いました。この辺りでは、継続的にゴミ拾いをしているそうで、海岸はゴミも少なくこの事業の効果が出ているとなと思いました。
帰りには皆で拾ったゴミを船に積み込み無事にウトロ港へ到着しました
(知床森林生態系保全センター玉川晴幸)
東京農業大学生と防鹿ネット巻き体験を行いました(8月20日)
7月6日に東京農業大学「オホーツク学」体験実習プログラムに参加した学生9名を対象に、 当センターで事業説明、及び防鹿ネット巻き体験を実施しました。
最初に知床遺産地域の特徴を説明し、当センターでどのような仕事をしているのか、 エゾシカやヒグマの生態について講義を行いました。
ヒグマに襲われた時の最終手段、クマスプレーを実際に使ってもらいました。
エゾシカから樹木を守る防鹿ネットをつけてもらいました。 こちらは職員が説明している様子です。
ネットの長さを測り・・・
木にちょうど良い長さになるように切ります。
樹木に巻いたら、歪まないよう根元に切れ込みを入れます。
皆さんにとってネット巻は初めての体験とのこと。 シカの影響や 森林保全活動を学んでいただけたなら幸いです。
(知床森林生態系保全センター 今福寛子)
エゾシカ・陸上生態系ワーキンググループ第一回会議を実施しました(8月20日)
6月24日に知床科学委員会エゾシカ・陸上生態系ワーキンググループ第一回会議を開催しました。
この会議では、知床遺産地域及びその周辺で行われている、エゾシカ個体数モニタリング・捕獲事業の結果と評価や今後の計画について話し合われました。
また、シカ密度の指標とするために、知床の過去の植生を参考にする等の案が出されました。
(知床森林生態系保全センター 今福寛子)
topへ戻る
|
|
PDF形式のファイルをご覧いただく場合には、Adobe Readerが必要です。
Adobe Readerをお持ちでない方は、バナーのリンク先からダウンロードしてください。