知床の森の今の姿をブログで紹介します。森林の不思議や役割に興味を持ってみませんか。
「世界自然遺産・知床」写真展開催のお知らせ(2010年9月29日)9月30日より、世界自然遺産登録5周年記念写真展「世界自然遺産・知床」を当センターと知床自然センター(斜里町岩宇別)で同時開催します。 今年7月、札幌において、半世紀近くにわたり知床の壮大な自然を撮り続けている知床写真クラブの赤澤茂蔵氏と吉田誠氏の協力により「海と山とつながる世界遺産」知床写真展を開催しました。この写真展は、知床の山、海、空気や、後世に受け継ぐべき宝として自然を守り育んでいくことの大切さを、ご来場された多くの方に感じていただき、好評のうちに終了しました。このたび、知床森林センターでは、札幌で紹介された作品に新たな写真を加え、秋~冬の知床をテーマに展示することとなりました。世界遺産の雄大な自然、躍動感溢れる野生動物の姿など、生命感に満ちた知床の風景をお楽しみください。
世界自然遺産登録5周年記念写真展「世界自然遺産・知床」
しれとこ産業まつりで丸太切り体験(2010年9月27日)9月26日、みどり工房しゃり(斜里町)において、「大地と海の恵みに感謝」をテーマに「世界自然遺産登録5周年・知床旅情誕生50周年 第31回しれとこ産業まつり」(主催:第31回しれとこ産業まつり実行委員会)が開催されました。 当センターでは、丸太切り体験とコースター作りと、マイ箸作りのコーナーを出店しました。当日は風の強い肌寒い天気でしたが、親子連れを中心に多くの方がご来場し丸太切り等にチャレンジしていただきました。初めてノコギリを使うという子どもたちも多く、真剣な眼差しで熱心に丸太を切り、輪切りができた時にはとても満足そうにしていました。普段身近にありながらも、あまり接することがない木や林業に触れあう良い機会となったようです。
知床「ぐるっと!」スタンプラリー(2010年9月24日)知床ボランティア活動施設に、知床の観覧施設をめぐる『知床「ぐるっと!」スタンプラリー』(知床観光圏協議会主催)のスタンプと投函箱を設置しました。 斜里町・羅臼町・標津町・清里町4町で行われているスタンプラリーです。遊びにいらした方は是非集めてみてはいかがでしょう。抽選で4町の特産品が当たりますよ!
京都の大学生のネット巻き体験(2010年9月9日)前年に引続き、東京農業大学とのつながりで、京都にある龍谷大学の生徒さんが「エゾシカ食害防止ネット巻き体験」に来ました。作業は龍谷大生18名教授1名、東京農大生7名で行いました。龍谷大学経営学部の生徒さんは、街おこしや地域計画等の勉強をされているらしいです。北海道を訪れる目的は、異文化とのふれあいとして自然体験をするため。山に入ることも新鮮な生徒さん。でも、さすが若さ故動きが軽く、山道も何のその。作業も手際良く終了。 文化遺産の町で暮らす生徒さんには、自然遺産の地知床でのエゾシカとの関わり方はどう映ったのでしょうか。
樹木医と歩くオシンコシンの森林散策を開催しました(2010年9月6日)9月4日、オシンコシンの滝の上部に広がる森林を樹木医と散策する「樹木医と歩くオシンコシンの森林散策」を開催しました。 樹木医による森林生態系等に関するレクチャーやエゾシカ樹皮食害防止のネット巻きを体験するなど、参加者の皆様にとって、散策を楽しむとともに知床の森林を考える良い機会となったようです。 詳しくはイベントの結果をご覧ください!
野生動物自動撮影調査を開始(2010年9月3日)前回のブログで、今年度のミズナラ堅果結実調査を開始したことをお知らせしましたが、野生動物自動撮影調査も9月1日より行っています。この調査では、エゾシカによる食害実態やその他野生動物の森林利用状況及び生態を観察するため、赤外線センサーによる自動撮影カメラを設置しています。今年6月の試行調査では小熊が写っていました。今回はどんな動物たちが写ってくれるかな。 自動撮影カメラ 6月の試行調査で撮影された小熊
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