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知床の森の今の姿をブログで紹介します。森林の不思議や役割に興味を持ってみませんか。 雨の日でも・・・(5月30日)最近、週末ごとに天気が崩れることが多いですが、今日は良い天気です。 今シーズンのオープン間近。国設知床野営場。
残念ながら雨に降られてしまった週末(27日)、知床自然愛護少年団の一行が来館しました。当初、屋外での活動を予定していたのが、雨天のため当センターでの木工作体験などの屋内作業に変更になったものです。
当センターでは雨の日でも木工作や紙すきなど何らかの体験ができます。
知床観光に来て残念ながら雨に降られるなど天気に恵まれなかった場合、本当に残念なことではありますが、当センターでのちょっとした体験を楽しんでいく、というのはいかがでしょう?
ロングランイベント模様替え(5月24日)ロングランイベント第1弾「暮らしの中に木製品を~お箸づくり~」が5月22日で終了しました。 関東圏や札幌などの遠方から観光で訪れた方から斜里町などの地元の方まで、 たくさんの方にご参加いただきました。 ありがとうございました。 手作りのお箸をいつまでも愛着をもって使ってくださることだと思います。
そして、本日よりロングランイベント第2弾「森の素材をすき込む紙すき体験」が始まります。
知床の草木の葉や種、皮、染液などをすき込み、オリジナルのポストカードを作ります。
作業スペースには「木を使うこと」などを考えるクイズも展示しています。 紙すき体験をその原料である木や森林について考えるきっかけに!!
ウトロデイサービス出前講座(5月22日)5月17日(火曜日)と22日(火曜日)の二日間、斜里町社会福祉協議会で実施している介護予防教室「ウトロふれ愛教室」で「草木染め体験」の出前講座を行ってきました。 パワフルな12名の方がご参加くださいました。 興味津々、積極的にエコバックの草木染めを行い、立派な作品が完成しました。 「温泉に持っていくの♪」などの楽しそうな声も聞こえてきました。
染液の材料は、シカが食べないことから繁茂するようになった「ハンゴンソウ」を利用しました。 ハンゴンソウを話の種に、身近な知床の森林が直面しているエゾシカの食害について、改めて一緒に考えました。 また、知床の原生的な森林を保護・保全するための制度である「知床森林生態系保護地域」についても話しました。 知床における当センターの取組みについて、地元の方に理解を深めていただくきっかけとなればと思います。
第27回2012オホーツク「木」のフェスティバル(5月21日)5月18日~20日の3日間、北見市内で開催された「第27回2012オホーツク「木」のフェスティバル」に出展してきました。 当センターのブースでは、写真のような展示を行いました。 (エゾシカによる森林被害や当センターの取り組み及び主催イベントについてのチラシ等、記念品としてのコルク製コースター配布、etc…)
子供から大人の方々までさまざまなお客様が「木」-ホルダー作りを体験されていきました。 小さなお子様は職員や親御さんと一緒に真剣に木を切っていました。 力加減がつかめず切り落とすのに時間がかかり肩で息をしている場面も見られましたが、子供たちにとっては苦労して切り落とした瞬間にちょっとした達成感を感じられたのではないかと思います。
このように、普段はあまり使わないノコギリを使って木に触れたり、資料や職員の知床の森林生態系の現状の説明を聞いていただいたことで、木や森林への関心を少しでも持っていただけたのではないかと思います。
(3日間の入場者数:46,073人(昨年より約4,000人増)、同フェスティバル実行委員会まとめ)
北見市内で出展します(5月17日)明日から3日間、北見市内で「第27回2012オホーツク「木」のフェスティバル」が開催されます。
これは、オホーツク地域の林業・林産業の振興を目的として毎年開催されているイベントで、この地域で生産される木工クラフト、家具、製材、合板等の展示の他、体験コーナー等も設けられ、訪れる方々に木の持つぬくもりや優しさを伝え、森林への関心を高めることを目的とするものです。
当センターも、北海道森林管理局北見事務所および常呂川森林環境保全ふれあいセンターと共にサンドーム北見会場(住所:北見市三輪1番地の10)で出展してきます。
内容は、パネル展示の他、エゾシカによる樹皮食害を受けたイチイを利用した「木」-ホルダー作りです。 エゾシカ食害木の実物に触れることによって、現在知床の森林生態系に生じている異変の一端を感じていただければ…という体験イベントです。
積み込みを待つ展示用具たち。 この看板を見たら是非お立ち寄りください。体験無料です!!
この他、来月23日には、エゾシカに関する諸々を一日で丸ごと体験してしまおうというイベントも開催します。 現在参加者募集中ですので、是非どうぞ!!
逆戻りの春(5月16日)ここ一週間ほど、朝晩冷え込む日が続いています。 先週末は降雪に見舞われ、今月2日に開通したばかりの知床横断道路は一時通行止めになりました(昨日解除になりました)。
季節が逆戻りしたかの感もある中、本日は来月のイベント予定地の下見に行ってきました。
たっぷりと水を湛えたポンホロ沼。 雪解け水が集まってできた沼なので、次第に水は無くなっていきます。
…にしても水量が多いような…水没している笹もあります。
岩を抱きかかえてもなお地中に根を伸ばして立つトドマツ。 週末の降雪の影響でしょうか、まだ10cm程度の積雪がありました。
開花前のコブシ。 巷では既に開花している姿が見られますが、ここではまだのようです。
開花時期や花の向きで農作業の開始時期を判断したり作柄を占ういわれもあるようです。さて、今年は…?
オホーツク海を望むことができるポイントもあります。 新緑が萌えつつある中、写真下方には盛りは過ぎたでしょうか、エゾヤマザクラが見えます。 (写真をクリックすると拡大表示します)
来月のイベントでは、このコースを樹木医の解説を聞きながら散策します。 その他、羅臼漁業協同組合のご協力による羅臼昆布の加工体験も予定しています。
春の知床の原生的な森林と羅臼昆布の加工を一度に体験・満喫できるイベントです。 ご応募いただければ幸いです。
(なお、現地は道迷い等の恐れがありますので現地を熟知した者の同行が必要です。)
足早な春(5月7日)例年にない暖かさに見舞われた大型連休。 積雪の多さのわりに融雪が早く、通常であればまだ雪化粧を見せているはずの知床連山の雪はもう残り少なく、桜も葉桜へと・・・ 桜と知床連山
今にも雪が無くなりそうな知床連山(硫黄山~サシルイ岳)
5月4日・5日の連休後半はあいにくの春の嵐となった知床半島。 せっかく開通した知床横断道路も雪崩の恐れがあるとして、5月5日は丸1日通行止となりました。 不安定な天候ではありましたが、知床に足を運ばれた観光客は、 待ちに待った春を満喫されたのではないでしょうか。
観光名所、知床八景の一つオシンコシンの滝。 融雪水と降水とでいつも以上の迫力があります。
当センター開催中のイベント「お箸づくり」にも多くの方に参加していただきました。
知床の観光シーズンのはじまりを感じたゴールデンウィークでした。
知床峠開通(5月2日)5月2日知床横断道路が開通しました。
例年は大型連休前の開通ですが、今期は大雪と寒さが続いたため除雪作業は困難を極め、本日となったそうです。 今日は天気に恵まれ、午前10時の開通と同時に100台近い車が知床峠や羅臼町へ向けて出発していきました。
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