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各地からの便り

 レジストグラフでトドマツの腐朽判定~第4回北海道国有林森林・林業技術協議会【技術普及課】

北海道森林管理局・(独)森林総合研究所北海道支所・(独)森林総合研究所林木育種センター北海道育種場は、北海道地域の国有林に関与する行政及び研究機関の密接な連携を通して、森林・林業施策推進上生じる技術的課題の速やかな解決を図り、もって地域の森林・林業振興に寄与することを目的に「北海道国有林森林・林業技術協議会」を組織しています。

 

レジストグラフでトドマツの腐朽判定

樹木診断機器「 レジストグラフ」でトドマツの腐朽状況を判定 

北海道国有林森林・林業技術協議会では、11月27日(水曜日)、空知森林管理署が管理する由仁町字伏見の国有林内にある「馬追トドマツ人工林収穫試験地」において、「トドマツ人工林の腐朽」をテーマに現地検討会を実施しました。

 

これは、道東地方のトドマツの高齢級人工林において、針葉樹を腐朽させる病原菌である「マツノネクチタケ」による被害が見られるなど、広大なトドマツ人工林を育成している北海道森林管理局としても早急な被害実態を調査する必要があることから、その判定方法等について、(独)森林総合研究所北海道支所(独)森林総合研究所林木育種センター北海道育種場と協力し、現地検討を行ったものです。

 

当日は、3機関の研究者及び技術者等30名が参加し、北海道森林管理局の担当者から現地の概要説明に続き、森林総合研究所で立木腐朽を研究テーマとしている森林健全性評価担当チーム長の山口氏が調査に使用する樹木診断機器「レジストグラフ」の仕組み、使用方法の説明と腐朽判定のデモンストレーションを行いました。

 

レジストグラフのデモンストレーションでは、トドマツ枯損木を試験材料に腐朽判定し、その後、チェンソーで切り倒し、その精度を確認しました。

判定結果と実際に切り倒した木の切り株を照合したところ、その判定はぴったり一致しており、その確かさを参加者全員で確認しました。

また、倒した木の幹を細かく輪切りにしながら、その腐朽が判定位置からどのように樹幹内に広がっているかも確認しました。 

 

レジストグラフは相当高価な機器とのことでしたが、腐朽判定結果を短時間で効率的に出すことができるなど、腐朽被害の早期発見と対処に役立つことなどがわかり、大変有意義な現地検討会となりました。

今後も3機関が密接に連携し、森林・林業施策推進上生じる技術的課題の速やかな解決を図り、地域の森林・林業振興に寄与していくことを確認し、日程を終了しました。 

(技術普及課 技術開発主任官 足立)

これがレジストグラフです

これが樹木診断機器「レジストグラフ」です

この木を判定します。

このトドマツの腐朽診断を行います 

結果が出力されてきました。

レジストグラフでの判定結果が出力されてきました  

トドマツの腐朽状況

トドマツを伐倒し判定精度などを確認しました

腐朽の状態

切り株と腐朽の状況


 Posted by 技術普及課|2013.11.27| レジストグラフで腐朽判定~第4回北海道国有林森林・林業技術協議会 

 

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