ホーム > 政策情報 > 事業概要 > 民有林との連携 > 森林総合監理士(フォレスター)の育成・活動への取り組み > フォレスター研修日記 > フォレスター研修日記(平成26年10月9日)
森林・林業の再生、林業の成長産業化を地域でけん引する人材の育成
【技術者育成研修3日目】輝く紅葉の下で資源循環利用構想(平成26年10月9日)今日も山はいい天気! 気持ちよく現地実習ができそうです。 現地実習では演習対象地を踏査し
等について、対象地の林業ビジョンを描くにあたり参考となる情報を実際に確認するとともに、追加情報を収集し、計画に反映させていきます。
小樽市塩谷国有林で現地実習現地では、まず各グループに共通する重要な地点において、講師から解説を行いました。
その後、各グループ毎に車に分乗し、昨日決めた現地踏査が必要なポイントへ向かいました。
林業専用道の取り付け箇所は計画ではあのあたり! この傾斜と地形なら大丈夫だな。
ここも奥まで入って確認しなきゃならないな!
沢を下って、この先の人工林の林況確認へ。 探検隊(?)は進みます。
確認した点は図面にしっかりと記入。 演習結果に反映させます。
木の上から視線を感じたので見上げてみると・・・エゾリスが「何してるの?」って見てました!
笹藪をかき分け、斜面を登り、川にも下りて現地の状況を確認しました。
山は秋ですね~。
午前中いっぱい現地踏査で沢山歩いたのでお腹はぺこぺこ。 ガツガツ弁当を食べてから研修会場へ戻りました。
資源循環利用構想のとりまとめさて、休憩もそこそこに、現地踏査で得られた知見も加えて、とりまとめ開始です。 講師からは、明日の発表に向けて、本日の終了時までの到達点が示されました。 終わらないと帰れません( ̄~ ̄)ξ
研修生のみなさんは実習の疲れも見せず??、とりまとめ作業に没頭。 間伐対象地の広がりと、現地実習を踏まえ、対象地における10年間の間伐計画及び路網整備計画を含む総合的な森林整備の構想を策定していきました。
各班では役割分担をきっちり決めて、効率的に作業を行いました。 林業専用道のルート検証担当さんは、詳細な図面とにらめっこ。 林業専用道の路線毎の延長、沿線の間伐面積や材積なども勘案しながら、10年間のバランスのとれた構想を練り上げていきました。
検討、共有、さらなる検討・・・が続きます。
間伐の10年計画の団地割りは、これでいいかな~? ただの色分けではありません。しっかりと説明できる理由付けが大切です。
どこまで深入りして検討するか・・・時間はないし・・・でもフォレスターとしてのこだわりもある!
各グループとも葛藤が続きます。 残り時間は30分を切りました。
明日の発表に向けて、長い長い検討、とりまとめ、発表の準備作業が続きました。 研修生のみなさん、大変お疲れ様でした。 明日も頑張りましょう! Posted by 技術普及課|2014.10.9|技術者育成研修 |
研修日記技術者育成研修
准フォレスター研修林業専用道研修技術者育成研修若手技術者を対象に、森林総合監理士活動の基礎となる能力(技術力、構想力、合意形成力、ビジョンを構築する能力)を習得・向上させる。 講義・演習の座学は東京都での集合研修で実施。北海道森林管理局では演習・現地実習を中心とするはブロック研修を実施。 実践研修若手技術者を対象に、地域において「森林総合監理士」活動を実践していく上で必要な知識・技術のレベルアップを図る。 地域特性等を踏まえた課題等をテーマに設定し現地検討方式で実施。 准フォレスター研修森林総合監理士の試験、認定制度が本格的に始動するまでの間、市町村森林整備計画の策定等の支援業務を行う者に都道府県職員や国の職員等を認定するための研修。 (H23~25年度実施)
林業専用道技術研修林業専用道を作設していくために必要な知識、技術を講義、演習及び現地での検討等を通じて習得するための研修。 (H23~25年度実施)
|
森林整備部技術普及課
ダイヤルイン:050-3160-6285