白老町内の「ポロトの森」は面積約395 ㏊ の孤立した国有林で、優れた自然景観を有し、森林浴等森林レクリエーションに適した森林として「自然休養林」に指定され、地域住民をはじめ多くのみなさんの憩いの場として親しまれています。
また、市街地に近い位置関係にありながら、豊かな森や湿地が広がっているため多くの動植物の生息地ともなっています。
当署では、この地域の宝とも言うべき「ポロトの森」に関わる地域団体のみなさんに、ポロト自然休養林を「地域資源」としてどう活かしていくかを考える協議会の設立を呼びかけました。
そして、平成24年7月に白老町、白老観光協会、アイヌ民族博物館、自然ガイド団体のみなさんとともに「地域資源ポロトの森」パートナーシップ協議会を発足させました。
オブザーバーとして北海道大学観光学高等教育センターの敷田教授にもご協力いただきながら、地域資源を再認識し、その活用と保全に向けた取組みを構成員の協働で進めています。
このような中、白老町では、ポロト湖を周遊する遊歩道を地域の健康づくり推進に活かすため、北海道の「すこやかロード認定事業」(※)に応募し、平成25年9月6日に認定を取得しました。
当署としてもこのような取組を支援していくこととしています。