「トドマツ人工林更新技術検討会」の開催について

トドマツ人工林は、今後、主伐期を迎える林分が大きく増加し、それに伴い更新面積も大幅に増加する見込みですが、苗木の供給量や請負事業体の労務確保、森林整備事業予算の確保等、伐採後の更新については様々な課題があることから、これを克服する方策の１つとして、天然更新の更新ポテンシャルが高いと想定される地域において、天然更新を活用した低コストで持続的な森林施業の実証を図ることとしました。

このため、北海道森林管理局に有識者からなる「トドマツ人工林更新技術検討会」を設置し、以下の日程で第1回の検討会を開催することとしました。

今後、この検討会において、これまでの更新技術や天然更新に必要な条件等を整理のうえ、具体的な更新方法の検討や更新可能な地域の選定を平成26年度中に行います。

さらに、この選定地域において、平成27年度以降、天然更新の実証試験を行う予定です。

平成26年8月5日（火曜日）　14時00分～16時00分（2時間程度）

北海道森林管理局　3階　大会議室

北海道札幌市中央区宮の森3条7丁目70番（北海道森林管理局へのアクセス）

検討会のメンバーは、トドマツ人工林の天然更新に精通している以下の大学、研究機関の研究者で構成します。

元北海道立林業試験場長 浅井達弘氏

森林総合研究所北海道支所チーム長 石橋聡氏

北海道立総合研究機構林業試験場主査 大野泰之氏

北海道大学農学部准教授 渋谷正人氏

トドマツ人工林の天然更新による低コスト更新技術確立に向けた現状と課題について

本検討会は、公開で実施しますので傍聴希望の方は、当日会場に直接お越し下さい。