ホーム > 報道・広報 > 報道発表資料 > 「平成27年度国有林材の安定供給システムによる販売(製品販売)」の実施に係る第2回公募について
平成27年7月21日 |
林野庁北海道森林管理局は、安定供給システムによる販売(以下「システム販売」という。)は、地域における森林資源や木材産業の状況等からみて、需要の拡大や高度な用途への転換などが必要な樹材種の需要拡大等を推進するため、
という政策手段であり、森林・林業の再生に向けて、このシステム販売制度を、政策効果が高まるような見直しを加えつつ、量的にも拡大するなど、積極的に取り組んでいます。 今回、平成27年度第2回として約115千リッポウメートル(複数年にわたる協定が可能な物件を含む)の公募を行います。 |
今回公募するシステム販売では、森林・林業の再生に向け、生産・加工・流通構造の改革(施設の規模拡大や合理化・効率化等)に取り組む工場等を支援していくこととし、山土場に集材された原木を工場等へ直送する取組のほか、木質バイオマス発電など原料材や未利用資源を有効に利用する取組、トドマツ・カラマツ大径材やアカエゾマツの需要拡大に資すると認められる取組などを積極的に支援します。
また、国産材の新規需要開拓として「利用の低位な樹材種等の輸出」についても対象とすることとしています。
協定者の選定は、一定の要件を満たしている者による企画競争方式によることとしていますので、今回のシステム販売の材を活用して、生産・加工・流通の合理化・低コスト化や木材需要の拡大に向けて、また、最近の情勢を踏まえた具体的な内容を、可能な限り数値指標を用いて、取り組みの目玉やトピックス等を分かり易く記載した企画提案をお待ちしています。
なお、今回は、企画提案の審査を経て9月上旬頃までに協定を締結することとしています。
公募中の物件内容、申請書書式等詳細については、北海道森林管理局ホームページ(「国有林材の安定供給システムによる販売(製品販売)」の実施に係る公募について)または最寄りの森林管理署(支署)掲示板をご覧願います。
<添付資料>