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北海道森林管理局

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    【お願い】知床世界自然遺産地域におけるマナーとヒグマとのつきあい方NEW

    世界自然遺産は、より良い形で後世に引き継いでいく人類の財産です。
    知床においては、知床に住む方々を始め関係者が一丸となって適切な管理を進めているところです。
    知床を訪れる際は、後から訪れた方も美しい自然が堪能できるようにマナーの厳守と安全な行動が必要です。
    知床における管理に対しまして皆様のご理解とご協力をお願いいたします。

    知床世界自然遺産地域のマナー(やってはいけないこと) 

      樹木に対する折損、傷つけ、皮むき、ペンキなどでの汚損、掘り取り 高山植物等の踏み荒らしや盗掘 焚き火や野営地以外での幕営 標識類等へのいたずら、破壊 野生動物への餌やり、餌となる食品ゴミの投棄

    知床を訪れる方へのお願い(ヒグマとヒトの事故を防ぐために)NEW

    2012年から2016年の間に、釣り人が食料をヒグマに奪われる事例やヒグマが建物に侵入する事例等、危険事例は斜里町及び羅臼町において99件発生しています。
    林野庁北海道森林管理局、環境省釧路自然環境事務所、北海道、斜里町、羅臼町、標津町は、(公財)知床財団と連携するとともに地元猟友会の協力も得ながら、ヒグマ出没時における現状調査や追い払い、駆除、パトロール、誘引物除去等の対策、電気柵等による市街地の防衛や野営地へのフードロッカー(食料保管庫)の整備、高架式木道の整備と利用調整地区制度の導入等、国内では例を見ない先進的かつ総合的な対策を展開しています。

    近年、一部のカメラマンを含むヒグマを観察したい多くの利用者とヒグマとの距離が縮まり、極めて危険な接近事例が多発するようになり、事故を防ごうと現場で活動する管理活動従事者と利用者との間で対立が起こるなど混乱も生じています。
    繰り返し人前に出没し追払い等の効果が薄い個体の出現が問題となり、関係行政機関及び地域関係団体が莫大な労力と費用を費やしてヒグマ対策を行い、かろうじて人身事故の無い状況を保っている状態となっています。
    (「知床半島ヒグマ管理計画」より)
      ※平成29(2017)年10月9日に北海道斜里町で駆除依頼を受けたハンターの方がメスグマに襲われる負傷事故が発生してしまいました。
      ※知床においては31年ぶりのヒグマ事故となり、ハンターは顔と太ももに怪我をし、メスグマは駆除されました。

    また、事故にならなくても、人慣れし、人間の食べ物を覚えたヒグマは、やがて住宅地などに出没する「問題個体」となり、駆除(射殺)されるリスクが高まってしまいます。
    ヒグマ達は、昔からただ知床に棲んでいるだけです。ヒグマによる人身事故を防ぎ、知床世界自然遺産を保全していくためには、ヒグマの棲み処である知床を訪れる私たち「ヒト(Homo sapiens)」の側に、自分自身とヒグマを守るための適切な行動が求められます。知床のヒグマを「問題個体」としないためのつきあい方について、皆さんのご理解とご協力をお願いします。
    ※知床森林生態系保全センターの「ヒグマ対策」のページも参考にしてください。

    知床を訪れる「ヒト」に求められる行動

    (共通)
    ・ヒグマの存在を常に意識する。
    ・ヒグマに近づかない、刺激しない。
    ・ヒグマに会ってもすみやかに通りすぎる(車道沿線)。
    ・ヒグマを誘引するような食物・ゴミの管理を徹底する。(ヒグマに食べさせない)
     
    ■登山者、トレッカー、カヤッカーの方は
    ・施設(五湖フィールドハウス、知床自然センター、羅臼ビジターセンターなど)で必要な知識を習得し、 ヒグマの出没状況を確認する。
    ・クマスプレーを携行する。
    ■カメラマンの方は
    ・ヒグマを撮影する場合には、十分な距離をとり、ヒグマに気付かれないようにする。
    ヒグマを人に慣れさせない

    ・ヒグマに近づかない、刺激しない。
    ■釣り人の方は
    ・残滓を出さないよう魚体は全て持ち帰る。
    ・釣った魚や荷物をヒグマに取られないよう、常に身に付ける。 (「知床半島ヒグマ管理計画」より)
    公道に出没したヒグマ
    平成29年3月(公財)知床財団撮影

    お問合せ先

    知床森林生態系保全センター
    担当者:所長
    電話:0152-24-3466
    計画保全部
    担当者:自然遺産保全調整官
    ダイヤルイン:050-3160-6283