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こんにちは森林官です!

広大な国有林の最前線・森林事務所に勤務し、国有林を守り育てている森林官から届いたメッセージ紹介します

こんにちは森林官です!(増毛森林事務所)

留萌南部森林管理署 増毛森林事務所 森林官 小林 龍雄

見所いっぱい 増毛町! 

増毛森林事務所は、北海道北西部、留萌管内南部にある増毛町にあり、道道増毛稲田線御料橋から北竜町との境界までの左右に見える森林と、隣町である留萌市で利水している信砂川流域と暑寒別岳を管轄区域としています。

増毛町は、古くから日本海沿岸という地理特性を活かした漁業が盛んで、明治から昭和初期までの建物が点在するレトロな街並みが印象的であるほか、日本最北の果樹栽培地域、日本最北の造り酒屋「国稀酒造」があることでも有名です。

増毛港

増毛港

国稀酒造

国稀酒造

暑寒別・天売・焼尻国定公園の主峰 暑寒別岳

増毛森林事務所の管理面積は約11,200ヘクタールであり、その約4割が暑寒別・天売・焼尻国定公園に指定されています。

この国定公園を代表する主峰が暑寒別岳(標高1,492m)であり、毎年多くの登山客が訪れます。

暑寒別岳山頂へは3つのルートがありますが、そのうち当森林事務所が管理している箸別ルートでは、7合目付近から山頂にかけてたくさんの高山植物が咲き誇りますので、お花のシーズンは特にオススメです。

増毛山地の固有種であるマシケゲンゲやマシケオトギリ等の高山植物を楽しむことができます。7月~9月にはグリーンサポートスタッフを雇用し、登山客の方へのマナー啓発活動や不法投棄防止、標識や歩道の簡易的な整備活動等も行っています。

箸別ルートのお花畑

箸別ルートのお花畑

マシケオトギリ

マシケオトギリ

にしんの森再生プロジェクト

増毛町の町名の由来は、にしんが群来ると海一面にかもめが飛ぶことから、アイヌ語で「かもめの多いところ」という意味の「マシュキニ」又は「マシュケ」が転じたものであるといわれています。

にしん漁はその昔、増毛に多くの富をもたらしたと伝えられており、その「にしん」をシンボルとして森林の再生を行うプロジェクトを信砂地区の国有林にて実行しています。

具体的には、台風等の被害により疎林化・笹生い地化してしまった箇所に、様々な樹種の樹木を植え込み、それらの保育(下刈や間伐等)を行ってきており、平成22年度にはプロジェクト対象地内において、地域の皆さん(NPO団体や漁業協同組合関係者等)と一緒に植樹活動も行いました。

このような取り組みを継続していくことにより、「にしん」が大量に押し寄せていた頃の森林へと再生していきたい考えです。

プロジェクト対象地内の造林地

プロジェクト対象地内の造林地

植樹祭の記念写真

植樹祭の記念写真

最後に…

私は現在、隣接する幌糠森林事務所の森林官であり、増毛森林事務所森林官を併任する形で担当しています。そのため増毛町にある森林事務所には常駐することができていませんし、2つの森林事務所を管轄としていることで大変なことも多くあります。

しかし、関係職員と連携を図ると共に、地域住民の方々のご理解とご協力を得ながら国有林の管理に携わっていきたいと考えていますので、今後ともよろしくお願いします。

留萌南部森林管理署
増毛森林事務所
住所:増毛郡増毛町永寿町5丁目
電話:0164-53-2338

幌糠森林事務所
住所:留萌市沖見町2丁目71番地1
電話:0164-42-3030

事務所をバックに集合写真

 事務所をバックに集合写真
(前列中央が森林官)

 

 森林官とは? 

「森林官」とは林野庁の森林管理署の出先機関である森林事務所の責任者です。

それぞれの管轄する国有林において、森林づくりを進めるための各種調査、植林・伐採・林道等の管理事業等に係る監督や検査、森林パトロール、境界の管理、動植物の調査、森林教室のインストラクター、特別司法警察員としての「森林警察」業務など多岐にわたっています。 

 

2012年の記事

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お問い合わせ先

総務企画部企画課
ダイヤルイン:050-3160-6271