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こんにちは森林官です!

広大な国有林の最前線・森林事務所に勤務し、国有林を守り育てている森林官から届いたメッセージ紹介します

こんにちは森林官です!(苫小牧森林事務所)

胆振東部森林管理署 苫小牧森林事務所 首席森林官 川岸世志男

「大規模な風倒被害からの森林再生」

七条大滝

七条大滝(夏期の迫力ある水量、冬期の幻想的な氷柱(氷のカーテン)が見る人を楽しませる)

苫小牧森林事務所は、平成14年に苫小牧市緑町(苫小牧駅北口約1キロ)から苫小牧市若草町(旧苫小牧営林署跡)に移転し、北大演習林上流から千歳空港方向の苫小牧市国有林のうち5,565ヘクタールを森林官と臨時職員3名で管理しています。

苫小牧市は、パルプ工場をはじめとする工業地域と苫小牧港からの流通が盛んで、アイスホッケー、片側4車線道路、白鳥、ホッキカレーなどが有名な市です。

苫小牧の語源は、苫小牧川が流れる一帯を当時の河川名であったマコマイ(アイヌ語で「山奥に入っていく川」)と呼んでいました。そして、沼のあった旧樽前山神社付近一帯はアイヌ語で沼の意味がある「ト」の字をつけて「ト・マコマイ」と呼ばれるようになり、それが苫小牧になったと言われています。

管轄する面積のうち森林は人工林63%、天然林33%(林地以外が4%)となっていますが、森林の地形は平坦地で風害が発生しやすく、過去に昭和29年の洞爺丸台風と平成16年の台風18号により、大規模な風到被害を受けました。

台風による被害状況

台風による林内の被害状況

風倒木の処理状況

風倒木の処理状況

平成16年発生の風倒被害の跡地には、森林再生のためアカエゾマツやカラマツが植樹され、順調に成長しています。

植栽されたアカエゾマツ

アカエゾマツの人工造林地

植栽されたカラマツ 

カラマツの人工造林地

現在も平成16年発生の風倒被害地調査(GPSによる測量等)と植樹や保育(下刈は平成23年度130ヘクタール)を実施しています。

台風18号による風到被害があった平成16年当時、私は石狩森林管理署に在籍し、ヘリコプターによる被害地視察に同行しましたが、あまりの被害の大きさに復旧できるのかとさえ疑問に思えるほどでした。

平成23年4月に当森林事務所に着任し、今後も現場での森林復興事業に関わる一人として、これからも多くの方々のご協力をいただきながら頑張っていきたいと思います。

(2012年5月掲載) 

胆振東部森林管理署
苫小牧森林事務所
住所:苫小牧市若草町4丁目4-22
電話:0144-34-6810

   川岸首席森林官 

川岸首席森林官

 

 森林官とは? 

「森林官」とは林野庁の森林管理署の出先機関である森林事務所の責任者です。

それぞれの管轄する国有林において、森林づくりを進めるための各種調査、植林・伐採・林道等の管理事業等に係る監督や検査、森林パトロール、境界の管理、動植物の調査、森林教室のインストラクター、特別司法警察員としての「森林警察」業務など多岐にわたっています。 

 

 

 

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