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層雲峡森林事務所

2008年5月掲載 大雪山系のすばらしい自然を未来へ! 層雲峡森林事務所 管理官 山田 和良

国内最大の国立公園

石狩・層雲峡森林事務所が管轄する国有林は、その大半が国内最大の国立公園「大雪山国立公園」内に位置し、雄大な山岳地帯の絶景と、活火山からの恩恵である「層雲峡温泉」での湯浴みを求め、年間約250万人もの観光客が訪れます。

GSSと共に大雪山を守る

当森林事務所では、国立公園内での保全業務を担っており、
この業務には平成18年度から、グリーンサポートスタッフ(以下「GSS」。天然生林管理水準確保緊急対策事業で一般公募した臨時作業員)が加わり、登山道の巡視・整備、入山者へのマナー啓発、入山者名簿への記載指導等を実施しています。
昨年度は、大雪山系での登山、スキー経験が豊富な山を愛する3名のスタッフが森林パトロール事務所に配置され、我々職員とは違った角度から登山者らに接し、国有林が実施している保全業務の重要性などを伝えました。

大雪山の問題点

大雪山系(上川町側)には、年間約6万人の登山者があり、このことに伴う山のトイレ・登山道の荒廃・野生動物へのえさやり等の問題を抱えています。
こうしたモラルの問題には啓蒙が大切であり、登山者の理解をいかに得るかが日々のテーマです。

環境問題

環境問題が大きくクローズアップされている現在、現場第一線で出来る環境保全を実践し、利用する人たちにそれを伝え、この国内最大の国立公園を未来に残す一助になればと思い、日々業務に当たっています。

 


黒岳山頂(1984メートル)から石室を望む

登山者を誘導するGSS

黒岳山頂に立つ山田管理官
 

 

お問い合わせ先

上川中部森林管理署
層雲峡森林事務所
上川郡上川町川端町13
電話01658-2-3322

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