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幌糠森林事務所

2006年7月掲載 国民の森林を活力ある姿で次世代へ 幌糠森林事務所 森林官 千年 純也

幌糠森林事務所は、道内有数の豪雪地として知られている留萌市幌糠に所在しており、峠下風景林(約二〇〇ヘクタール)を含めた約七、五〇〇ヘクタールの国有林を管理しています。

当所管内では留萌開発建設部による高規格道路(深川〜留萌間)建設が進められています。
現在は北竜ひまわりI・Cまでですが、今年度には幌糠I・Cが開通する予定となっています。

また、チバベリ地区には四種類(クマタカ・オオタカ・ハイタカ・ハチクマ)の希少猛禽類の生息が確認されています。その中でも、クマタカ・オオタカは「種の保存法」の指定種であり、「野生動植物の種の保存」の観点からも、これら猛禽類に配慮した森林施業などに取り組む考えであります。

当所の森林ふれあい事業として、九〜十月に「チバベリふれあいの森」にて、小学校児童などの参加の下、除伐・枝打ち作業などを行った植樹祭・森林教室を実施しています。終了後には天然キノコをふんだんに使ったキノコ汁を提供し、秋の味覚を味わってもらっています。

森林生態系保護や森林の役割がますます求められている状況の中、「国民の森林」である国有林を活力ある姿で次世代へ引き継ぐためにも、今後とも努力していきたいと考えています。
留萌の黄金岬から望む夕日は絶景です。日本海オロロンラインをお通りの際はぜひお立ち寄り下さい。


チバベリふれあいの森

小学校児童の枝打ち作業
 

お問い合わせ先

留萌南部森林管理署
幌糠森林事務所
留萌市幌糠町
電話0164-46-1342

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