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北海道森林管理局

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    こんにちは森林官です!

    広大な国有林の最前線・森林事務所に勤務し、国有林を守り育てている森林官から届いたメッセージ紹介します 

    こんにちは森林官です! (真竜森林事務所)

    根釧西部森林管理署  真竜森林事務所  森林官  的場 香奈

    真竜森林事務所の所在地と管轄区域

    真竜森林事務所は道東の屈斜路湖と厚岸湾の中間に位置する標茶町内に所在し、標茶森林事務所との合同森林事務所です。管轄区域は、厚岸町と浜中町の国有林約1万2千haで主体はパイロットフォレストです。

    機械化のパイオニア、そしてカラマツ資源の豊富な「パイロットフォレスト」

    厚岸湖に注ぎ込むベカンベウシ川の上・中流部に位置する国有林のうち、山火事により森林が消滅し、湿地帯であるがゆえに約50年間ものあいだ放置されてきた約1万haの不毛の荒野を、今から60年も前に10年間をかけて、7千haのカラマツを植栽し、造成されたのが「パイロットフォレスト」です。
    今でこそ、低コスト造林が叫ばれていますが、昭和30~40年代の造成当時、地拵・植付・下刈について平坦な地形を活かして機械化を積極的に検討し、作業が行われたことは、まさにパイオニアワークと言えます。
    そして現在、パイロットフォレストは湿地を除くほぼ全域がカラマツを主体とする森林で占められています。その生長したカラマツの様子を、かつては火の見やぐらとして用いられていた高さ24mの望楼から望むことができます。

    黄色やオレンジ色のカラマツが一面に広がっている
    望楼から望んだパイロットフォレスト(黄葉中のカラマツ)

    現場最前線の日々

    森林官の仕事は現場最前線で、毎日、道東の豊かな自然に触れられ良い経験となっています。初めて林道上でタンチョウの親子に出会った時は驚きと感動がありました(パイロットフォレストの約26%は湿地帯で、その大部分が別寒辺牛タンチョウ生息地保護林に指定されています)。冬場はオオワシやオジロワシが越冬のため飛来し、凛々しい姿を見せてくれます。また、湿地帯から山側まで異なる環境が連続的に推移しているため、植生も変化に富んでおり、「このような移行帯は生物多様性が高いだろう」と感じながら、林内を歩き回っています。

    2匹のタンチョウが林道上にいる
    林道上を走るタンチョウの幼鳥たち

    1羽のオオワシ
    カラマツに佇むオオワシ

    現在、パイロットフォレストではカラマツが生長し、盛んに間伐が行われています。現場は様々な高性能林業機械が動きまわり、迫力満点でスピード感もあり、どの作業もかっこよく見えます。次々と土場に積上がる丸太を見て、それらが有効活用され、地域の経済に貢献すれば良いなと思っています。森林官として、滞りなく事業が進むよう請負者と綿密な調整を図りつつ、監督業務をこなしているところです。
    今後も、パイロットフォレストならではの豊かな自然環境の保全と豊富なカラマツ資源の循環利用、これらの両立を果たし、森林の公益的機能を最大限に発揮できるようにしていきたいです。

    ハーベスタが丸太をつかんでいる
    ハーベスタによる玉切り


    根釧西部森林管理署
    真竜森林事務所 
    住所:北海道川上郡標茶町川上10-36
    電話:015-485-2077

     

    お問合せ先

    総務企画部企画課
    ダイヤルイン:050-3160-6271

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