2020年6月
暑寒別山系発!GSS活動日誌
令和2年6月24日(水曜日)曇り 暑寒別山系パトロール
今日もあまり天気が良くありませんでしたが、雨に当たらないと判断して、五合目まで巡視を行ってきました。
森の中の生き物が、活発になってきている様子でした。
五合目までに咲いていた花を紹介します。
ミズバショウです。箸別歩道の縁には何カ所か群生地がありますが、ここは清水がない場所でしたが咲いていました。
フギレオオバキスミレも咲いていました。
コレラタケと思われるキノコが生えていました。
猛毒キノコで、食べるとコレラと似た症状が出て、最悪は死に至るとまで言われていますので、間違っても食べることのないように注意して下さい。
シャクトリムシが登山道にぶら下がっていたので、捕まえてみました。
小さくて可愛かったです。
三合目を過ぎた辺りから傾斜がきつくなって、足場が悪くなっていました。
登山道を上る際は、足場・足元に十分ご注意下さい。
また、トレッキングポールを使用すれば体のバランスが取りやすくなり、足・膝の負担軽減にもつながります。
使用する際は、登山道・植生保護のため剣先にゴムキャップを取り付けて下さい。
令和2年6月19日(金曜日)雨 暑寒別山系パトロール
今日は、天候が悪くガスがかかっていたため、箸別歩道一合目までの巡視で止めました。
入山者のゴミが目立つ日でした。
入山時には、歩道入口のボックス内にある「入山届」への記入をお願いします。
個人情報の記入は不要です。
暑寒別岳は「うるし」が生育する地域ですので、入山する時は肌を露出させないよう注意して下さい。
鹿の「角こすり」の痕跡がありました。
駐車場にゴミが放置してありました。
最低限のマナーとして、ゴミは各自持ち帰るようにしましょう。
令和2年6月17日(水曜日)曇り 暑寒別山系パトロール
今日は、箸別歩道の三合目まで巡視を行いました。
前日の雨の影響でぬかるみが多くあり、足元への注意が必要な状態でした。
登山道は平坦な道ではありません。
足場・足元に十分注意して、ケガのないように登山をお願いします。
今日の活動はあいにくの天気でしたが、前回よりも奥地まで歩を進めてみました。
気温も高くなく、非常に登りやすく感じました。
歩道入口から三合目までの間で、咲いていた花を紹介します。
マイヅルソウ
シラネアオイ
三合目の標柱が熊によって破壊されていました。
箸別歩道は全域で熊の生息が確認されていますので、入林される際は熊よけ対策を十分に行うと共に、生体・痕跡が確認された場合は無理をせずに引き返すなど、状況に合わせた的確な行動をお願いします。
令和2年6月12日(金曜日)晴れ 暑寒別山系パトロール
令和2年度の暑寒別山系GSSはこの2名が担当となり、6月12日から活動を開始しました。
主に国有林側『箸別ルート』の巡視・啓発活動等を中心に行っていきます。
2名とも経験は浅く、平均年齢が24.5歳と全道9地域のGSSの中でもとりわけ若いチームです。
自慢の若さと体力で精一杯活動していきますので、よろしくお願いいたします。
『箸別ルート』の入口です。
草木も青々と茂り、初夏の爽やかさが感じられました。
このルートは特に蚊・ブヨが多いため、入山の際は虫除け対策をすることをお勧めします。
一合目手前にあった倒木を処理しました。
GSS活動の一環として、歩道をはじめとした施設等の整備に努めていきます。
雪の影響で一合目の標柱が根元から折損し、立木に立てかけてありました。
歩道周辺で折損物や倒木等を見かけたら、ご面倒でも留萌南部森林管理署まで連絡をいただければ助かります。
歩道入口から一合目までの間で、咲いていた花を紹介します。
オオカメノキ
ムラサキヤシオ
箸別ルートに向けた、案内看板(歩道入口まで13キロメートル地点)周辺の草刈りを行いました。
お越しの際は、この看板を目印として下さい。
(ビフォー)
(アフター)
歩道に向けた登り口にある案内看板(歩道入口まで8.4キロメートル地点)は、見えやすくなるように取り付け直しました。
(ビフォー)
(アフター)
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