利尻島発!GSS活動日誌(2018)
平成30年9月26日(水曜日) 利尻島GSS活動最終日 利尻山登山ルート整備
9月中旬を過ぎると登山者も少なくなりました。
今回は冬に備えて利尻町、利尻富士町合同の登山ルートの補修、整備作業に参加しました。
鴛泊ルートの避難小屋は、冬に一階部分が雪に埋もれるため、二階から出入りできるようになっており、入口を風雪に耐えられるよう補修を行いました。
昨夜、山頂付近で雪が降り、ルート沿いにはわずかに雪が残っていました。
山頂や9合目には植生保護のため、侵入防止用のロープを設置していますが、雪の重みで鉄杭が折れ曲がってしまうため、撤去作業を行いました。
9.5合目付近の土壌崩箇所に植生の再生を促すネットを敷設しました。
携帯トイレブースはブルーシートで冬囲いを行いました。
強風と降雨の生憎の天候でしたが、無事に作業を終え、平成30年度の利尻島GSS活動はこれで終了となります。
当ブログをご覧いただいた皆様にはこの場を借りてお礼申しあげます。
平成30年9月10日(月曜日)
本日は利尻山登山の沓形コースの巡視を行いました。
沓形コースは利尻町沓形から車で10分ほどの見返台園地がスタート地点となります。
見返台園地は標高450メートルに位置し、利尻山西壁や利尻町沓形の市街地を望むことができます。
コース入口は駐車場から少し下ったところにあります。
携帯トイレブースと避難小屋がある見晴台です。
ここからは花の浮島と言われる礼文島を望めます。
標高1461メートルの三眺山に到着しました。
ここからは利尻山西壁を一望出来ます。
岩場にひっそりとイワギキョウが咲いていました。
夏の名残を感じさせます。
三眺山からは北側に利尻富士町、西側に利尻町、南側に利尻町仙法志の三方向を一望することが出来ます。
北側の利尻富士町
西側の利尻町
南側の仙法志方面です。遠くには、かすかに天売焼尻島が見えます。
本日の巡視はここで終了し、下山しました。
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