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北海道森林管理局

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    礼文島発!GSS活動日誌

    平成30年9月30日(日曜日)礼文島GSS活動最終日

    今年度のレブンアツモリソウ群生地(礼文島生物群集保護林)のレブンアツモリソウは5月25日頃開花が始まり、ピークの6月1日頃には54本が開花し、最終的に6月25日までレブンアツモリソウを見ることができました。

    また、ピーク時にはレブンアツモリソウ群生地及び桃岩展望台ともに1日700名を超える観光客が訪れました。

    レブンアツモリソウ
    レブンアツモリソウ

    生物群集保護林の冬期閉鎖作業の様子。

    保護林にブルーシート

    巡視の際に観光客への花の解説などの様子。

    観光客に解説

    歩道整備の様子。

    歩道に板を敷く

    整備の道具の整理

    本日をもって平成30年度の礼文島GSS活動は終了となります。

    観光客が気持ちよく過ごし、素敵な思い出を作れる礼文島であるため日々職務に尽力して参りました。

    今後も礼文島の自然が永遠に美しくあり続けるよう願っています。

    これまで当ブログをご覧頂きありがとうございました。

    平成30年9月15日(土曜日)

    本日は礼文町の監視員と合同で生物群集保護林(レブンアツモリソウ)冬期閉鎖の作業を実施しました。

    来シーズンも今シーズンと同じように気持ちよく観光客を迎えるために欠かせない重要な作業です。

    礼文島の過酷な冬の自然環境に耐えるため看板をシートで覆います。

    看板をシートで覆う

    作業後

    作業後の様子

    礼文島北部の通称「ゲンゲの丘」と「キンレイカの丘」です。

    観光客が高山植物の自生地に踏み込まないよう、歩道脇に設置していた看板とロープの撤去作業を行いました。

    立入禁止看板と規制ロープ

    立入禁止看板と規制ロープ2

    看板やロープの撤去作業を行うと、観光シーズンの終わりを感じます。

    平成30年9月14日(金曜日)

    10月に環境改善を予定している生物群集保護林(レブンアツモリソウ)のモニタリング調査のプロット設定を森林官と実施しました。

    環境改善の実施により、休眠しているレブンアツモリソウが出現するのか、実施前後のデータ比較が重要になりますので、一定の調査地を複数設置して数年にかけて経過観察を行う予定です。

    調査地の選定

    調査地の選定

    調査地

    現在、地表に枯れ草が堆積して植物の少ない調査地ですが、来年度以降、どのように変化していくのか楽しみです。

    調査地

    開空度

    日照の具合(開空度)を計測するため、調査地から真上を撮影しました。

    開空度を計測

    レブンアツモリソウは年々生育数が減少していると言われます。

    環境改善の実施によって、徐々に自生数を増やして、かつて島内全域に成育していた風景となることを期待します。

    平成30年9月2日(日曜日)   船泊(ふなどまり)地区巡視

    9月に入り観光客が徐々に少なくなり、風も少しずつ冷たくなり花のシーズンの終わりを迎え、寂しさを感じていますが、来シーズンに向けた準備を進めています。

    エゾリンドウが道脇に小さく咲いていました。

    道脇に咲くエゾリンドウ

    レブンアツモリソウが種を付けていました。

    種をつけたレブンアツモリソウ

    巡視活動を通じて歩行に支障が生じている箇所を、観光客が少なくなった今の時期に整備を実施しています。

    歩道のぬかるみを軽減するためにマットを敷いています。

    マットを敷いてぬかるみ軽減

    マットを敷いた後の歩道です。

    敷いた後の歩道

     

    お問合せ先

    総務企画部 企画課
    ダイヤルイン:050-3160-6271

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