礼文島発!GSS活動日誌
平成29年9月26日(火曜日)桃岩歩道巡視
本日は、礼文島の南西にある桃岩歩道(129林班)の巡視と規制ロープの回収を行いました。この桃岩歩道は観光シーズン中、最も多くの人が訪れた場所の一つです。
今年度も「無事にやりきった」という思いでロープの回収を行いました。
桃岩歩道の先にある元地灯台です。途中に見える水平線が何とも感慨深いです。
平成29年9月22日(金曜日)8時間コースと鉄府地区巡視
本日は礼文島トレッキング8時間コース(160林班)の規制ロープ回収と鉄府地区(159林班)の巡視を行いました。
植生保護のため歩道外への踏み込みを規制する目的で設置していたロープの回収を行いました。
5月から活躍した規制用のロープや注意喚起の表示板も冬の間はお休みです。
こちらは礼文島の北西に位置する鉄府地区(159林班)の様子です。
寒くなり花は冬の準備を始めましたが、本日は綺麗な秋空が広がっていました。
平成29年9月10日(日曜日) 船泊(ふなどまり)地区巡視
本日は、礼文島北部の船泊地区にある国有林の巡視を行いました。
写真は礼文島東海岸沿いを移動中に起登臼(きとうす)地区(141林班)から撮影した朝焼けです。
9月に入り、空には秋らしい雲が浮かんでいました。
林内ではヤマブドウが綺麗に実をつけていました。
平成29年9月9日(土曜日) レブンアツモリソウ群生地の整備
本日は、礼文島北部にあるレブンアツモリソウ群生地保護林(157林班)の整備を行いました。
今年も5月下旬から6月下旬まで多くの観光客にレブンアツモリソウを楽しんでいただきました。
花の季節も終わり「レブンアツモリソウ群生地保護林」と書かれた案内看板やベンチをブルーシートで被い、長く厳しい冬に備えます。
平成29年9月7日(木曜日) 元地地区巡視
元地地区(129林班、164林班)は、礼文島の南西に位置し、断崖絶壁の岩場のため、崩落の危険性が伴う場所です。
崖に囲まれた綺麗な海岸線です。
礼文島の観光名所でもある「地蔵岩」です。岩と岩が、まるで合掌しているようです。
この「地蔵岩」の付近は頻繁に落石が発生するため、町では地蔵岩の看板から宇遠内地区までの海岸線は通行禁止としています。
元地海岸には「猫台・桃台」と呼ばれる観光スポットの小さな丘があります。
桃岩
猫岩
どちらも桃岩展望台や桃岩歩道から見ることができますが、違った角度からみる景色も趣があります。とりわけ「元地から見るのが一番桃らしい形をしている」と言われています。礼文島にいらっしゃった際は是非、桃岩展望台から見た桃岩と元地地区からみた桃岩を見比べることをお勧めします。
平成29年9月5日(火曜日) 桃岩展望台コース巡視
本日は桃岩地区(129林班)の歩道整備を行いました。
歩道に草が繁茂すると歩行の障害となるとともに、希少な高山植物の生育を阻害してしまいます。作業の際は、草の間から顔を出しているツリガネニンジンなどを誤って切らないように注意しながら作業を行いました。
傾いていた案内板の補修を行いました。
GSSの仕事は巡視がメインですが、簡易な修繕作業も実施します。
GSSの活動を通じて、礼文島にいらした多くの観光客の方と接したり、たくさんの綺麗な草花や風景を見たりすることができました。
作業後、雲に隠れていた利尻山が顔を出しました。
平成29年9月3日(日曜日) 久種湖(くしゅこ)地区巡視
9月に入り「花のシーズン」も一段落です。これまでは高山植物が多く生育する桃岩地区(129林班)、礼文滝(163林班)、鉄府地区(159林班)を中心に紹介してきました。今月は他の地域に目を向け、高山植物だけでない礼文島の魅力をお伝えしたいと思います。
本日巡視を行った久種湖は、礼文島の北東部に位置する湖です。
湖は国有林(151、152、156林班)に接していて、海岸からは200m程離れ周囲は低い山と湿地帯に囲まれています。春にはミズバショウが咲き乱れ、湖にはコイ、フナ、ウグイ、アメマスなどが生息していますが、それらは移入されたものです。
湖の周囲は歩道が整備されており、約半周散策できるようになっています。
歩道沿いには、野鳥観察用の壁があり、小窓から野鳥を観察できるようになっており、渡りの季節になるとハクチョウやマガモなどの野鳥が羽を休める姿を見ることができます。
久種湖などを見下ろす礼文森林の丘(北の見晴台)まで残り1.1kmです。
案内に従い歩道を進むと丘陵地の展望台に到着します。
展望台からは、久種湖、トド島、利尻富士など360°のパノラマを楽しむことができます。
天気の良い日には、のんびりと久種湖の周りをトレッキングするのはいかがでしょうか。
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