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 石狩GSS活動日誌

石狩GSS活動日誌 

2014年10月 

2014年10月31日(金曜日)曇り 

 夕日岳・藻岩山

本日は夕日岳の歩道を巡視しています。

歩道入口
歩道入口(登山口)の周りもすっかり落ち葉で埋めつくされました。

コガネギク
コガネギクを見つけています。
綿毛を付けた種子は雪のようです。

メノコツチハンミョウ
メノコツチハンミョウです。
腹部の細い方は♂と思われます。草を食べていた♀のところへ近寄っていきました。

神威岳
夕日岳山頂付近では神威岳を背に登ります。

夕日岳山頂
夕日岳山頂の様子。
入林者は確認されておりません。

藻岩山の歩道入口
続いて藻岩山の歩道(市民スキー場コース)を巡視しています。
写真は歩道入口(登山口)。

カラマツ林の中
登り始めはカラマツ林の中を歩きます。

スキー場の脇
スキー場の脇を通ります(写真左手はウサギ平というそうです)。

札幌市真駒内方面
ここより振り返ると札幌市真駒内方面が見渡せます。

エゾリス
餌を探して跳び回っているのでしょうか、エゾリスに遭遇しました。

マユミの果実
鮮やかなピンク色をしたマユミの果実。
裂開して種子は落ちてしまったようです。

藻岩山山頂の展望台からの眺め
藻岩山山頂の展望台からの眺め。

生憎今日は曇っていて見通しはよくありませんでしたが、晴れた日は遠く石狩湾まで見えるそうです。
なお、本日の巡視では、植物の盗掘および植生の踏み付け、不法投棄などは確認されておりません。

色々な方々のご協力・ご助言のおかげで、無事GSSの活動を終了することができました。
この場を借りてお礼を申し上げます。

ありがとうございました!

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2014年10月28日(火曜日)雪一時晴れ 

 支笏湖周辺の各歩道入口(登山口)巡視

 本日は支笏湖周辺の山々の各歩道入口(登山口)を巡視しています。

恵庭岳
(恵庭岳)

風不死岳と樽前山
(風不死岳と樽前山)
昨晩から冷え込みが強まり、札幌でも初雪となりました。
恵庭岳や風不死岳、樽前山の山頂部においてもうっすらと雪化粧をしております。

イチャンコッペ山の歩道入口
イチャンコッペ山の歩道入口(登山口)。
周辺の落葉広葉樹の葉はすっかり落ち、入林箱の後ろに支笏湖が見えるようになりました。

風不死岳の北尾根コースの歩道入口
風不死岳の北尾根コースの歩道入口(登山口)の様子。
駐車スペースに車両を1台確認しております。

風不死岳の樽前コースの歩道入口
同じく風不死岳の樽前コースの歩道入口(登山口)。
樽前山7合目ヒュッテの目の前にあります。
なお、いずれの山も登山者は殆ど確認されておりません。

頂上部に積雪がみられますので、山頂付近はかなり気温が低いものと考えられます。
登山等で入林される場合は、必ず防寒具を携行してください。

樽前山
樽前山7合目ヒュッテから見上げる樽前山は、すっかり冬の様相を呈しています。

【注意】
美笛の滝へ向かう道路は工事中のため通行できません。
歩道も一部決壊しており大変危険な状況なため、立ち入りはご遠慮ください。

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2014年10月27日(月曜日)雨 

豊平川上流域の各歩道入口(登山口)

今日は悪天候のため、豊平川上流域の山々の各歩道入口(登山口)周辺を巡視しています。

歩道入口
札幌岳の冷水沢コースの歩道入口(登山口)。
駐車スペースに車両は無く、入林者もいないようです。

天狗小屋
定山渓天狗岳へ登る際は、こちらの天狗小屋に入林者名簿があります。
万が一の事態があった場合の情報となりますので、記入はお忘れ無く。

入林者名簿の用紙
入林者名簿の用紙を補充しながら巡視を行っています。

銀嶺荘 銀嶺荘看板
春香山頂上まで約30分のところにある銀嶺荘。
冬は山スキーでも賑わう場所だそうです。

八剣山の西口コースの歩道入口
八剣山の西口コースの歩道入口(登山口)の様子。

なお、その他無意根山(元山コース)、小天狗岳、朝日岳、夕日岳の各歩道入口(登山口)も巡視を行っていますが、入林者は殆ど確認されておりません。

今日のような悪天候の日は、無理をせず入林を避ける方が賢明かと思われます。

【注意】
森林はゴミ捨て場ではありません。
ゴミは必ず各自で持ち帰り、各自治体の方法に従って処分してください。

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2014年10月26日(日曜日)晴れのち曇り 

野幌自然休養林

野幌自然休養林
本日は野幌自然休養林を巡視しています。

修繕前 修繕後
(修繕前)                           (修繕後)
中央線の巡視の際、脚部の壊れたベンチを修繕しています。

林道
林道(中央線)の状況です。
小春日和の日曜日ということもあってか、散策を楽しまれている方が非常に多かったです。

瑞穂口
瑞穂口の様子。

瑞穂の池
瑞穂口から瑞穂コースを歩き、その終点にあるのが写真の瑞穂の池。

トド山口
トド山口の様子。

ゴミを回収
トド山口及び瑞穂口周辺にて、国有林内に捨てられていたゴミを回収しています。
森林内の植生にも影響を与える上、自然の景観を損ねますので、ゴミは必ず各自持ち帰るようお願いいたします。

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2014年10月25日(土曜日)曇り 

札幌岳

豊滝コース
本日は札幌岳(豊滝コース)に来ています。

歩道沿い
歩道沿いに生えている落葉樹の葉は、ほとんど落ちてしまっており、晩秋の装いです。

岩塔
歩道から鋭く尖った岩塔をもつ山が見えます。
何という山なのでしょうか??

縦走路 合流点付近
札幌岳~空沼岳の縦走路との合流点付近では、ネマガリダケのトンネルを通ります。

看板付け直し 看板設置 看板側面
歩道脇に設置されていた看板を、より見えやすい位置に取り付け直しています。
なお、看板を直接樹木に釘で打ち付けてあったものは、樹木を傷めてしまいますので一旦取り外し、針金を用いて樹木に留めるようにしています。

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2014年10月24日(金曜日)晴れ 

空沼岳

本日は空沼岳の歩道を巡視しています。

歩道入口
歩道入口(登山口)です。
ちなみに、現在は歩道入口(登山口)前の駐車スペースまで車両の通行は不可です。

歩道
歩道の現況です。

崩れた土砂 ぬかるんでいる状態
先月の大雨によって土砂崩れが発生し、歩道の一部区間が崩れた土砂に埋まってしまいました。
先月と比較すると、土砂から水分が抜けてずいぶん歩きやすくなりましたが、まだぬかるんでいる状態です。
通行の際は十分ご注意ください。

青沼
万計山荘の少し手前にある青沼。青空が映り込んでその名の通り「青い」沼となっていました。

万計山荘と万計沼
万計山荘と万計沼。

エゾシマリス
今日もまたエゾシマリスに遭遇しました。食事に夢中ですので、
そっと近づいて観察していればおとなしくしてくれています。

ツルアジサイ
ツルアジサイ。
色の抜けたがく片は落ちずにそのまま残っています。

真簾沼
真簾沼。風があったために波立っています。
沼の周囲に立つカンバ類の白い樹皮が目立つようになりました。
今日は時間の都合上、ここまでで巡視を終えています。

【注意】
生態系への影響が考えられますので、野生動物(エゾシマリスなど)に餌を与えないようにしてください。

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2014年10月21日(火曜日)曇り一時雨 

 野幌自然休養林

本日は野幌自然休養林に来ています。

イチョウの樹 イチョウの樹
登満別園地のイチョウの樹。その葉は鮮やかな黄色に色付きました。

作業前 作業後
作業前                            作業後

カツラコースおよび大沢コースにて、泥濘化している箇所に対し砂利を敷く作業を行っています。
散策される方の多い林道ですので、歩きやすくなったかと思われます。

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2014年10月20日(月曜日)曇り 

黄金山

今日は黄金山に来ています。

歩道入口
黄金山を背景に、歩道入口(登山口)へ向かう林道入口の看板。

歩道入口 歩道入口のトイレ
歩道入口(登山口)の様子。立派なトイレも設置されています。

登り始め地点
登り始めは傾斜の緩やかな樹林帯を歩きます。
広葉樹はほとんど落葉していて、歩道上に落ち葉が積もっています。

旧道コースと新道コースの分岐点
旧道コースと新道コースの分岐点。今日は新道コースを巡視しています。

ササ原
新道コースに入って間もなく、ササ原に出ます。
林道入口から眺めるのとはまた違った雰囲気の黄金山。

階段 梯子
ササ原を抜けるといよいよ本格的な登りとなります。階段や梯子が設置されています。

ミズナラの堅果
黄金山の麓の樹林はミズナラが優占しているようです。
堅果が歩道上にたくさん落ちていました。

シマリス
そのミズナラの堅果を食べるシマリス。
冬眠に向けてたくさん食べているからでしょうか、その身体つきはふっくらとしているような印象を受けました。

合流地点
旧道コースとの合流地点の様子。

山頂付近の岩場
山頂付近は岩場を登ります。
降雨の後などは滑りやすいと思われますので、足下には十分注意してください。

岩場
岩場(高度感で足下が竦みます!)をどうにか登り切り、山頂へ到達。

頂上からの景色
頂上から日本海を望む。
今日は雲に覆われていましたが、増毛連峰も見渡せる絶景が楽しめる山です。

頂上
頂上から振り返ると、写真のような感じで前ピークが見られます(登山者のいる場所が前ピーク)。
そこから写真手前の方へ一度細い尾根を降り、再び登ると頂上に到達します。

【注意】
歩道沿いにロープで張られ、歩道はきちんと仕切られています。
ロープを越えて歩道以外の場所へ立ち入るのは大変危険な上、貴重な植生を踏み付けてしまうこととなりますので、絶対にお止めください。

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2014年10月19日(金曜日)晴れ 

 神威岳

本日は神威岳の歩道を巡視しています。

神威岳
快晴の空に浮かぶ神威岳。

歩道入口
歩道入口(登山口)の様子。
次々と登山者が入林しています。いつも以上に入林者数は多いようです。

ミズナラの葉
琥珀色に色付きつつあるミズナラの葉。

樹木に寄生する常緑樹
樹木に寄生する常緑樹のアカミヤドリギを見つけています(ヤドリギの果実は黄色)。

神威岳山頂部
頂上付近から見上げる神威岳山頂部。

最大の難所であるロープ場
頂上目前にして、最大の難所であるロープ場。
滑りやすいので注意してください。

山頂
山頂の様子。
休憩されていた登山者に対しては、国有林内でのルールとマナーの啓発・指導を行い、リーフレットおよび
携帯トイレを配布しています。
また、ガスコンロを使用している方もいましたので、火の取り扱いについての注意喚起も行っています。

定山渓天狗岳、余市岳 札幌市街方面
定山渓天狗岳、余市岳                  札幌市街方面

山頂部からの眺望です。山頂部の樹木の葉が落ち、見通しがきくようになっています。

【注意】
昼過ぎから登り始める登山者を見かけています。
日が暮れるのが早くなってきており、薄暗くなればそれだけヒグマと遭遇する可能性も高まります。
夕方や早朝など薄暗いときに入林する場合は十分注意してください。

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2014年10月18日(金曜日)晴れ 

 小天狗岳・八剣山

小天狗岳の歩道入口
小天狗岳の歩道入口(登山口)。
登山等で入林される場合は、忘れずに入林者名簿に記入をするようお願いいたします。

歩道
歩道の現況です。
まるで落ち葉の絨毯が敷かれているかのようです。

エルタテハ
エルタテハです。
厳しい冬を越えて、また来春にその姿を見られることを願います。

さっぽろ湖
山頂付近から見下ろすさっぽろ湖。

イタヤカエデ、ミズナラ等
イタヤカエデ、ミズナラ等の樹木越しに見えるのは烏帽子岳です。

山頂で登山者と出会い
山頂にて、ご家族で仲良く登山されている方々に出会いました。
国有林内でのルールとマナーの啓発・指導を行い、リーフレットを配布しています。
また、万が一の事態に備えて携帯用のトイレを渡しています。

八剣山の中央口コース
続いて八剣山の中央口コースを巡視しています。
写真は中央口ルートの歩道入口(登山口)。

フッキソウの花芽
常緑の小低木であるフッキソウの花芽。
来春の開花に向けての準備が進んでいるようです。

山頂
山頂の様子。
非常に多くの登山者で賑わっております。
八剣山の山頂部は狭いため、歩行や休憩の際はお互い譲り合うようお願いします。

八剣山
最後に、雲一つ無い青空と八剣山。
なお、本日の巡視では、新たな植物の盗掘および植生の踏み付け、不法投棄等は確認されておりません。

【注意】
歩道上に落ちた樹木の葉に加え、昨日までの降雨により、歩道は大変滑りやすい状態となっております。
歩行の際は転倒・滑落等に十分注意し、深まる秋の森林をお楽しみください。

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2014年10月17日(金曜日)雨一時曇り 

野幌自然休養林

本日は野幌自然休養林内を巡視しています。

野幌自然休養林内
野幌自然休養林内の樹木も紅葉・黄葉がすすんでいます。

エゾマツコース ハードルフェンスの交換
エゾマツコースを巡視しています。
歩道以外の場所への立ち入りを防止するため、ハードルフェンスの交換を行っています。

モミジコース ハードルフェンスの更新
モミジコースでも同様に巡視および作業を行っています。
今日で交換を予定していたハードルフェンスの更新作業がようやく完了しました。

作業中 作業後
(作業中の様子)                      (作業後の様子)

カツラコースの巡視を行いながら、林道の路体が泥濘化している箇所に対し、砂利を敷いています。

【注意】
林内の植生保護のため、歩道や林道以外の場所への立ち入りはご遠慮ください。

また、私たちも巡視中に、林道や歩道上に倒れてきそうな木や折れた枝等に危険標示をしたり、除去したりしていますが、林内を散策される方は、休憩等をする場合は頭上や周囲に注意していただくようお願いいたします。

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2014年10月13日(金曜日)曇り 

イチャンコッペ山・八剣山

本日はイチャンコッペ山および八剣山にて作業を行っています。

倒木 処理後
イチャンコッペ山にて、通行の妨げとなる倒木を一部切除し、通行の支障とならないようにしています。

作業中の様子 作業後
作業中の様子                        作業後

八剣山西口コースにて、結び目の緩んだガイドロープを、別のロープを利用して補修しています。

八剣山
赤や黄に彩られた木々に覆われた八剣山。

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2014年10月12日(金曜日)晴れ 

風不死岳

本日は風不死岳の歩道を巡視しています。

歩道入口
北尾根コースから山頂までの歩道を巡視しています。
写真は歩道入口(登山口)前の駐車スペースの様子。
晴天に恵まれ、登山者がたくさん入林しているようです。

倒木 撤去後
登り始めてすぐにトドマツの倒木がありましたので、通行の支障とならないよう撤去しています。

カツラの黄葉 カツラの黄葉
カツラの黄葉。今の季節は、この木の近くを通るとほのかに甘い香りがします。

分岐点
林道から歩道への分岐点。
ここから本格的な登りが始まります。

6合目付近
6合目付近から。
夏季は樹木の葉で覆われほとんど見えなかった支笏湖でしたが、落葉したことで
樹木の間越しに見えるようになっています。

9合目付近
9合目付近から。
だいぶ樹木が少なくなってきて、支笏湖の姿がはっきり見えるようになってきました。

ミヤマハンノキの果実
成熟したミヤマハンノキの果実。
枝を揺らすと種子がぱらぱらと落ちてきます。

山頂
山頂の様子。
樽前コースからやってきた登山者も多いようです。

尻別岳と羊蹄山
(尻別岳と羊蹄山)

樽前山
樽前山

紋別岳
紋別岳

山頂からの眺望。

【注意】
ヒグマが来る冬に向け、採餌のため活動が活発化しています。
森林内に入る時は、なるべく単独での入林は避け、鈴やラジオなどで音を発してヒグマに人の存在を知らせるようにしましょう。

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2014年10月11日(金曜日)曇り時々晴れ 

イチャンコッペ山

本日はイチャンコッペ山の歩道を巡視しています。

歩道入口
国道453号線のU字型急カーブの外側コーナーにある歩道入口(登山口)。
立派で大きな入山箱が目印になるかと思います。

ササの刈り払い
ちょうど今日(10月11日)に、恵庭山岳会の方々が歩道脇のササの刈り払いを行っていました。
刈り払われた真新しいササが歩道上を覆っています。

紅葉の間から見える支笏湖
紅葉の間から見えるのは支笏湖。
麓の辺りではまだ紅葉・黄葉が楽しめます。

8合目
以前、反射板があった8合目のピークへの登りはきついですが…。

支笏湖
振り返れば眼前に広がる支笏湖が。

登山者
8合目のピークで出会った登山者に対し、国有林内でのルールとマナーの啓発・指導を行っています。
また、不測の事態に備えて携帯用のトイレを配布しています。

山頂付近のダケカンバ
山頂付近のダケカンバはすっかり落葉し、真白い樹皮がより際だって見えます。

イチャンコッペ山の山頂
イチャンコッペ山の山頂です。
なお、今回の巡視では新たな植物の盗掘および植生の踏み付け、不法投棄などは確認されておりません。

支笏湖
最後に、ポロピナイから望む支笏湖。
湖面の色は、南国の海のようなコバルトブルーになっています(写真ではわかりにくいですが…)。
先月の豪雨により土砂が流入したためだそうです。

【注意】
休憩や食事の際にガスコンロ等を使用している方が増えています。
山火事防止のため、火気の取り扱いには十分注意してください。

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2014年10月10日(金曜日)雨のち曇り 

野幌自然休養林

今日は野幌自然休養林に来ています。

大沢コース・四季実コース・カツラコース
大沢コース・四季実コース・カツラコースを中心に巡視しています。

林道上
林道上にも落ち葉が多く見られるようになりました。

倒木 撤去後
昼過ぎに吹いた強い風の影響でしょうか、林道上に車両の通行に支障となる倒木がかなり見られました。
これらは撤去しています。

キタコブシ
キタコブシです。
袋果が裂開して赤い種子が見えています。

【注意】
国有林内での動植物やキノコ等の採取はお止めください。

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2014年10月7日(金曜日)晴れ 

 札幌岳

今日は札幌岳の歩道を巡視しています。

歩道入口
歩道入口(登山口)前にある冷水小屋。
こちらには入林者名簿があります。

冷水小屋
イタヤカエデとハウチワカエデ。
日光に照らされて黄色と赤色がより際立っています。

10月7日現在、歩道入口(登山口)から中腹にある冷水小屋くらいまでの間でちょうど紅葉が見頃となっています。

トイレ
こちらの冷水小屋にはトイレがあります(但し、平日は管理人が不在で開いていません)。

アカエゾマツ
(トイレがある方の)冷水小屋を過ぎてから、しばらく急登が続きます。
兄弟のように並び立つアカエゾマツの間を抜けて登ります。

ツルシキミの果実 花芽
ツルシキミの果実と花芽。
常緑の小低木です。

無意根山、中岳
急登を登り切ると見えてくるのが無意根山(写真右)と中岳(写真左)。
この辺りで眺望を楽しみながらの休憩も良いと思います。

泥濘化 周りの石や倒木等敷き詰めた状態
歩道の一部が泥濘化している箇所に対し、周りの石や倒木等を敷き詰めてその上を歩けるようにしています
(歩道の拡幅を防ぐため)。

山頂
山頂の様子。

札幌市街方面
(札幌市街方面)

恵庭岳
(恵庭岳)

羊蹄山
(羊蹄山)

頂上は眺望がよく、晴天にも恵まれたので札幌近郊の山々がよく見えました。
なお、本日の巡視では、新たな植物の盗掘および植生の踏み付けなどは確認されておりません。

【注意】
冷水小屋から先の急登では落石に注意してください。

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2014年10月6日(金曜日)曇り 

八剣山・夕日岳

本日は八剣山と夕日岳の歩道を巡視しています。

西口コース
八剣山は西口コースを巡視しています。

ロープ場
途中にあるロープ場では、結び目が解けないかどうか確認しながら巡視を行っています。

標示
この標示が見えてきたら頂上はもう目前です。
しかし、ここから先は岩場で歩道も狭いため、歩行の際が十分な注意が必要です。

アオノイワレンゲ
アオノイワレンゲ

法螺貝を吹く山伏の方
山頂にて法螺貝を吹く山伏の方に出会いました。
法螺貝の音色を生で聴いたのは初めてでしたが、なかなかによいものですね!

この方を含め、登山者へ国有林内でのルールとマナーの啓発・指導を行い、リーフレットを配布しています。

夕日岳の歩道入口
続いて夕日岳の歩道を巡視しています。
写真は夕日岳の歩道入口(登山口)。

シマリス
樹上にいたシマリス。

見晴台からの景色
見晴台からの景色。
写真の一番奥に座すのが無意根山です。
定山渓温泉街の周りの木々も色付いてきており、本格的に紅葉狩りを楽しめる季節になってきました。

【注意】
気温が低くなってきています。
山頂ではさらに気温も下がり、風があると汗をかいた体は一気に体温を奪われてしまいます。
これからの時期、登山される場合は必ず防寒具を携行するようにしましょう。

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2014年10月5日(日曜日)晴れ 

 無意根山

今日は無意根山の元山コースに来ています。

駐車場
駐車スペースはご覧の通り、入林者の車両でいっぱいです。

歩道
歩道の様子です。
森が様々な色で埋めつくされるのは、この時季ならではでないでしょうか。
歩道上には落ち葉が積もっていますので、滑りやすい状態となっております。

泥濘化している箇所 倒木や折れ枝を敷き詰め応急補修
歩道の泥濘化している箇所では、どうしても歩行者はそれを避けて歩くため、歩道が拡幅する上に周辺の植物を踏み付けてしまいます。
そのため、周りにあった倒木や折れ枝を敷き詰め、簡素ではありますが木道を作成しています。

補修前 補修後
千尺高地の休憩広場にある看板を補修しています。

無意根山頂稜
千尺高地の休憩広場からは無意根山頂稜を望むことができます。

余市岳
樹木の間越しに見える余市岳

【注意】
登山用のポールを使用する場合は、必ず保護キャップを取り付けてください。

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2014年10月4日(土曜日)雨一時晴れ 

八剣山・朝日岳

本日は八剣山(南口コース)および朝日岳の歩道を巡視しています。

八剣山の南口コース歩道入口
八剣山の南口コース歩道入口(登山口)前の駐車スペースの様子。
週末ですが駐車車両は少なく、入り込みは比較的少ないようです。

札幌市藤野地区方面
一時的に雨がやんだ時にどうにか撮影できた札幌市藤野地区方面。

注意を要する箇所
この辺りが八剣山で最も注意を要する箇所の一つでしょう。
今日のように雨が降って岩場が濡れていると非常に滑りやすいため、歩行の際は十分注意してください。

ツルウメモドキの果実
山頂付近でツルウメモドキの果実を見つけています。

八剣山の山頂 紅葉
八剣山の山頂の様子。山頂周辺の樹々の葉は淡く色付いてきています。

旧豊林荘コースの歩道入口
続いて朝日岳へ向かいます。
写真は旧豊林荘コースの歩道入口(登山口)。
旧豊林荘コースから登り、岩戸公園コースを降っています。

ハウチワカエデ
真っ赤に染まったハウチワカエデ

団体の登山者
団体の登山者が入林しています。
紅葉を楽しめたでしょうか。

朝日岳の山頂
朝日岳の山頂の様子。
周囲を取り巻く樹木の葉が落ち始め、ちょっとだけ見晴らしも良くなったような感じがします。

岩戸公園コースの歩道入口
岩戸公園コースの歩道入口(登山口)。
八剣山および朝日岳ともに、新たな植物の盗掘および植生の踏み付け、不法投棄等は確認されておりません。

豊平川
二見吊り橋の上から、豊平川。
今日の空はほとんど雨模様でしたが、時折現れた青空が川面に映り込んでいます。

【注意】
豊平川上流域の森林もヒグマの生息域です。
ヒグマの糞や足跡、食べた跡を見つけたら、ヒグマとの遭遇を避けるためにもすぐに引き返しましょう。

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2014年10月3日(金曜日)曇りのち雨 

春香山ほか

今日は春香山に来ています。

銀嶺荘
銀嶺荘周辺の木々もだいぶ紅葉・黄葉が進んできています。

ヤマブドウの果実
完全に熟する一歩手前、といったところでしょうか。
赤みがかった紫色のヤマブドウの果実。

雪虫
衣服に付いた雪虫(トドノネオオワタムシ)。
今日は風が無かったためか、たくさんの雪虫が飛んでおり、雪がふわふわと舞っているようでした。

春香山山頂から
春香山山頂からの展望。

朝日岳・旧豊林荘コース 無意根山・元山コース
(朝日岳・旧豊林荘コース)                (無意根山・元山コース)

下山後、雨が降り始め次第に強まってきましたので、豊平川上流域の歩道入口(登山口)周辺の巡視を行っています。
各歩道入口(登山口)にある入林者名簿によると、今日は殆ど入林者がいないようです。

札幌岳
札幌岳(冷水沢コース)の駐車スペース入口の路体が、洗堀によって走行しにくい状態でしたが、
重機によって整備されています。

【注意】
悪天候の場合は、入林を控えるようにしてください。

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 GSSとは

GSS=グリーンサポートスタッフとは、国有林における短い登山シーズンに多数の入り込み者が集中し、人為による歩道や植生等の荒廃、避難小屋周辺の糞尿放置などが顕著になっており、この対策を行うために、巡視、入り込み者への指導・啓発、簡易な補修及び巡視結果のとりまとめ等を行う非常勤の森林保護員です。

北海道森林管理局では、平成18年度から、入込の集中などによる植生荒廃やゴミの不法投棄等のおそれの高い知床世界自然遺産をはじめとする国有林で、グリーン・サポート・スタッフを雇用し、入林者へのマナー啓発活動や不法投棄防止、標識や歩道の簡易な整備活動等、きめ細やかな保全管理活動を進めています。 
 

 

 

  

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ダイヤルイン:050-3160-6271
FAX:011-622-5194