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朱鞠内小学校 夏の森林環境教育を開催

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植物の観察の様子


 

平成27年7月8日(水曜日)、遊々の森「わんぱくの森」において、夏の森林環境 教育を行いました。
当日は児童10名と教師4名が参加し、北空知支署からは支署長、幌加内森林事務所首席森林官など4名の職員が森林環境教育をサポートしました。 
今回の森林環境教育は「わんぱくの森」にある歩道を歩き、樹木や植物の種類や特徴を少しでも覚えてもらうことを目的として実施しました。
子供達には樹木や植物の写真が載った資料を渡し、歩きながら見つけてもらいます。

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見つけた植物を確認

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トドマツとアカエゾマツの葉の違いを確認

「遊々の森」には歩道上には「ギンリョウソウ」など平地ではお目にかかれない植物があり、児童達は珍しそうにみていました。
途中、北海道の代表的な樹種であるトドマツ、アカエゾマツがあり、木の肌や葉の違いを直接触れて感じてもらいました。
道中は上り坂が続くことから、児童達からは「疲れたよう」「まだ半分まできてないの?」など多少の弱音が聞こえてきましたがみんな元気よく奥へと進んでいきます。

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伐根にシラカンバが更新

 

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エゾシカの角こすりの痕

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倒木更新の説明

 

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顔よりも大きいホオノキの葉にみんなビックリ!

奥にはミズナラの伐根に更新して大きくなったシラカンバ、S字に曲がって生長したコシアブラ、倒木や歩道上に更新した様々な稚樹を見てもらいながら自然の中で樹木が生長する様子を説明しました。
また、エゾシカの角こすりの痕跡、大人の顔よりも大きいホオノキの葉を観察してもらいました。
後半は下り坂が多く、特に前日までの雨の影響で足場が滑りやすかったので、ロープを伝いながら歩道を降りていきます。
予定していた時間から多少遅れましたが、けがもなく無事に到着することができました。
約1時間半の行程でしたが、急な上り坂や足元が滑りやすい下り坂などがあり、子供達にとって大変な道のりだったようです。

 

一通りのメニューを終えて、参加した児童からは「疲れたけど楽しかった。」「たくさんの木の違いがわかった」などの感想をいただきました。
今後も、地域の皆様の意見を取り入れながら、森林や林業に対する意識の向上を図るよう、努めていきたいと考えています。 

 

(岩館 主任森林整備官)

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 気をつけて歩きましょう

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 終了後に記念撮影、お疲れさまでしたm(_ _)m

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北空知支署 
ダイヤルイン:0165-35-2221
FAX:0165-35-2223

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