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北海道の森林づくりに関する覚書

北海道の森林は、二酸化炭素の吸収や水源のかん養など、多様な公益的機能を有することはもとより、北海道らしい美しく雄大な景観の形成や、豊かな野生生物の生息にも寄与するなど、全国に誇る貴重な財産である。
また、北海道の森林は、道民の生活環境の向上や、地域経済の振興、雇用の場の創出など、様々な形で北海道の発展に寄与しており、特に森林の55%を占める国有林、11%を占める道有林の果たしている役割は大きい。
このため、「環境の世紀」とも言われる21世紀の初頭に当たり、流域を単位とした民有林、道有林、国有林の連携により、「道民の財産」として100年後を見据えた多様で豊かな森林づくりを進めていくこととし、以下のとおり覚書を締結する。

1.民有林、道有林、国有林は、環境や国土の保全などの公益的機能を十分に発揮させるため、機能の低下している森林の再生に積極的に取り組むとともに、保安林機能の発揮が特に求められる森林を将来に継承していくなど、一体となって道民のニーズにあった森林の整備・保全を進めるものとする。

2.民有林、道有林、国有林は、森林作業による雇用の創出と地域産業の振興を図るため、「緊急地域雇用創出特別交付金」等を活用し、一体となって緑環境の整備を進めるものとする。

3.民有林、道有林、国有林は、北海道の森林に対する道民理解を深め、道民の自主的な参加による道民との協働の森林づくりを進めるため、一体となって、森林づくり活動を行うフィールドの提供や普及啓発を進めるものとする。

4.これらの具体化を図るため、北海道と北海道森林管理局は連絡調整会議を、支庁、道有林管理センター及び北海道森林管理局分局は地域連絡調整会議を開催し、検討・調整を図るものとする。

なお、本書2通を作成し、当事者記名の上、各自所持するものとする。

 

平成14年2月7日


北海道知事  北海道森林管理局長

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