第1回 野幌森林づくり塾を開催しました。
テーマ「野幌森林公園で林業の歴史と生物の多様性を学ぼう」
「森林づくり塾」は、平成16年の台風被害にあった野幌森林公園の自然再生プロジェクトの一環として、
市民の皆さんが、植栽などの森林づくりに関する実体験や知識の習得をしながら、森林と人との係わりなどについて学んでいくものです。
今年も多くの方に参加の登録をいただき、第1回目の「森林づくり塾」を5月27日(土曜日)に開催しました。
今回は、野幌森林公園で林業の歴史と生物の多様性をテーマに
公園内における林業の歴史等に詳しい西川瀞二氏に講義をしていただきました。
初めに、自然ふれあい交流館レクチャールームにおいて、
明治初期からの北海道内開拓に伴う乱伐や山火事により、荒廃してしまった森林がどのように再生し移り変わってきたのか?
同様に、野幌森林公園が現在までにどのように移り変わってきたのか?
塾開催日、外は雨降りだったため少々声が聞きづらい面もありましたが、
北海道の森林の再生を担って野幌に設立された林業試験場は、どのような研究をしてきたのか?
樹木園を観ながら講義をしていただきました。
樹木園の中で講義
その後モミジコースを歩き、約100年前(大正時代)に植栽した樹木の現在の姿を観察し、
午前中の座学で見た当時の様子などを思い浮かべ、移り変わりを感じることができました。
モミジコースでの講義
大正5年の植栽当時の状況(カラマツコース原の池付近)
モミジコースでの講義
今回は、雨降りのため一部しか観察できませんでしたが、
野幌森林公園の開拓後から森林の移り変わりなどを知ることができ有意義な1日となりました。
お問合せ先
石狩地域森林ふれあい推進センター〒064-0809 札幌市中央区南9条西23丁目1 - 10
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