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北海道森林管理局

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    ハリギリ育成試験地の現地確認へ(平成27年3月25日掲載)

    森林技術・支援センターでは、技術開発を終了し、年数が経過した試験地の追跡確認を行っています。

    終了箇所のうち、夏場は草本が繁茂して現地確認が難しい箇所、アクセス路が損傷するなどして現地に到達するのが難しい箇所などについては、冬場の積雪の上をスノーモービル、スキー、かんじきを活用して試験地に到達し、その確認作業を行います。

    寒さも緩んだ3月初旬、ササが繁茂し夏場は確認が難しい「ハリギリ育成試験地」の追跡確認に行ってきました。

    ここは、タケノコ採りで有名な士別市の「笹の平」付近にあり、夏場は文字通り深い深いササ藪です。

    ここは、タケノコ採りで有名な士別市の「笹の平」付近にあり、夏場は文字通り深い深いササ藪です。

    でも今はまだ、ササが深い雪の下・・・大雪原が広がっています。

    ハリギリ育成試験地ハリギリ育成試験地

    この試験地は、平成15~18年度までの4年間にわたり「カンバ一斉林に生育するハリギリの育成方法の確立」を目指し、技術開発の取組を行ってきたもので、昭和44年にカラマツと欧州アカマツを45%:55%の比率で混植造林された人工林ですが、その後、成績不良のため昭和63年に「育成天然林」に林種変更を行っています。

     

    現在は天然更新したウダイカンバを上木とし、ハリギリ、ミズナラ等が下木を構成する広葉樹主体の複層林となっています。

    平成8年から上木人工林型育成複層林化試験として、平成10~11年に上層木間伐を実施、その後の天然更新木の成長が良好であったことから、下木に位置するハリギリを育成することを目的として、平成17年に上木のウダイカンバの巻枯らし(本数率20%)を一部実施しました。

    上木のウダイカンバに被圧され先端部が欠頂したハリギリ上木のウダイカンバに被圧され先端部が欠頂したハリギリ

    巻枯らし処理実施後9年目の平成26年に現地確認を行ったところ、全体的には上木のウダイカンバのうっ閉と被圧により下木のハリギリの衰退が著しく、欠頂により樹高成長が停止している状況であり、このようなハリギリは今後、枯死していくものと思われます。

    巻枯らしの効果で、被圧を避けて成長するハリギリ巻枯らしの効果で、被圧を避けて成長するハリギリ

    一方、巻枯らしにより上木のウダイカンバが消失した箇所のハリギリは、上木の被圧を避けて成長しており、巻枯らしの効果は限定的ながら出ているようでした。

    笹の平の広大な雪原 

    このことから、上木のウダイカンバについては、下木を育成する目的でより強度の間伐を行えば、今後の成長が期待できるのではないかとの感触を得て、笹の平の広大な雪原を眺めながら下山しました。 

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    ついに完成!~コンテナ苗植栽試験地の説明看板製作記 その3(平成27年3月13日掲載)

    昨夏から、荒天で調査に出られないときや調査の合間を利用して、手作りで製作を進めていたコンテナ苗植栽試験地の説明看板がついに完成しました\(^〇^)/

    今回の看板は、これまでに作成したものよりもかなり細かい内容が多く、かなり手強い作業でした。

    調査作業の合間の製作であり、かなりの期間を要しましたが、無事に完成しホッとしたところです。

    看板のサイズは縦1.3m 横1.9mと、かなりの大きさです。

    看板のサイズは縦1.3メートル 横1.9メートルと、かなりの大きさです。

    ではちょっと拡大して、その出来具合をよ~く見てみましょう。

    ではちょっと拡大して、その出来具合をよ~く見てみましょう。

    まずは説明本文です。

    次は、苗木の植付仕様などの説明です。

    次は、苗木の植付仕様などの説明です。

    樹種名、苗の種類(コンテナ/裸苗)、植付本数、植付使用器具の種類を表示しています。

    この部分の文字はあまりにも小さく、ペンキを塗るときは、筆では大きすぎたので、ツマヨウジ等の先にペンキを付けて文字に塗料を入れました。ホント細かい作業で苦労しました。

    続いて、試験地内の植栽配置図です。 

    続いて、試験地内の植栽配置図です。

    試験地内の植栽列毎に表示していますので、見学に来られた方にも、どの列に何が、どのように植えてあるのかが一目瞭然です。

     

    さて、完成祝いといきたいところですが・・・まだ作業が残っています。 

    そう、看板には”足”が必要です。

    そう、看板には”足”が必要です。

    このカラマツの円柱を支柱に細工する作業が残っています。

    看板の設置は雪解け後、それまでにもう一仕事です。

     

    【おまけ】

    コンテナ苗の植栽試験地はまだまだ深い雪の下ですが、写真を2枚ほどお見せしましょう。

    これは、平成23年秋のカラマツ・コンテナ苗植付当初の写真です。

    これは、平成23年秋のカラマツ・コンテナ苗植付当初の写真です。

    苗長は40センチほどでした。ナンバー札は453番。

    そして、これが植付から3年を経た、昨秋・平成26年秋に撮影した同じナンバー453番のカラマツです。

    そして、これが植付から3年を経た、昨秋・平成26年秋に撮影した同じナンバー453番のカラマツです。

    3年でこんな大きくなりました。

    さて、今年はどこまで伸びるかな。雪解け後がとても楽しみです。

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    コンテナ苗植栽試験地の積雪調査へ(平成27年3月5日掲載)

    森林技術・支援センターでは、コスト削減を目指した森林整備への取り組みとして「コンテナ苗」を活用した省力化造林の技術開発を進めており、冬期間は試験地の積雪量調査などを行っています。

    今年は例年にないほど雪が少なく、平年は2メートルはある積雪が、今年は1.1メートルしかなく、いつもは雪に埋もれている試験地の看板が顔を出していました。

    こんなに積雪が少ないのは、この試験を始めて以来、初めてです。

     

    さて、スノーモビルを降りて、調査箇所まで坂を下っていくと・・・?

    今までに見たことのない光景・・・雪原にポコポコしたものが・・・これはな~に?

    今までに見たことのない光景・・・雪原にポコポコしたものが・・・これはな~に?

    よ~く見てみると、試験地の表示看板のあるところの雪がこんもりと盛り上がっているのでした。 

    よ~く見てみると、試験地の表示看板のあるところの雪がこんもりと盛り上がっているのでした。

    下に回ってみるとまるで、 看板が雪のほっかぶりをしているように見えました

    下に回ってみるとまるで、 看板が雪のほっかぶりをしているように見えました(^-^*  

    ちなみに、夏はこんな感じなのです。

    ちなみに、夏はこんな感じなのです。

    積雪調査は毎年同じ場所で計測しています。

    積雪調査は毎年同じ場所で計測しています。

    雪にズボッとポールを刺すと、110センチで地面に当たりました。

    雪にズボッとポールを刺すと、110センチで地面に当たりました。

    この地区は豪雪地帯なんですけれど・・・これだけ少ないと今年は雪解けが早いかもしれませんね。

    【おまけ】

    森林技術・支援センターがある士別市は、今年は特に降雪が少なく、年明けから数えて沢山降った日は2・3回でしょうか。

    1回の積雪が10センチ程度だと除雪車が出動しないので、職員が小型除雪機を使って構内を除雪しています。

    職員が小型除雪機を使って構内を除雪

    コンテナ苗植栽試験地の説明看板製作記 その2(平成27年2月17日掲載)

    冬本番の士別の山々。

    荒天で調査に出られない日もあり、この様なときにはセンターの工房(?)にこもって、コンテナ苗植栽試験地の案内板の製作を行っています。

    昨夏から調査の合間に、この案内板設計図をもとに製作に取り組んでいます。

    案内板設計図 

    今回はその続報、いよいよ文字入れ開始です。

    まずは、カーボン紙で原稿を板に転写です。

    このように、印刷した原稿と板の間にカーボン紙を入れて文字の形を丁寧になぞっていきます。

    このように、印刷した原稿と板の間にカーボン紙を入れて文字の形を丁寧になぞっていきます。

    文字をなぞり終ると、この様に板に文字が転写されます。

    文字をなぞり終ると、この様に板に文字が転写されます。 

    次は、いよいよトリマという電動工具にキリを装着して文字の彫り込みの開始です。

    次は、いよいよトリマという電動工具にキリを装着して文字の彫り込みの開始です。

    彫り込む作業は、左手の親指で慎重に彫る深さを調節し、人差し指でガイド、右手でトリマがぶれないように押さえ慎重に文字を切除していきます。

    彫り込む作業は、左手の親指で慎重に彫る深さを調節し、人差し指でガイド、右手でトリマがぶれないように押さえ慎重に文字を切除していきます。

    「削りすぎた!」なんていう失敗は許されません^^;

    相当時間がかかりましたが、何とか無事、目立った失敗もなく彫り上がりました

    相当時間がかかりましたが、何とか無事、目立った失敗もなく彫り上がりました^^V

    次の作業は塗装です。

    次の作業は塗装です。

    幅広のビニールテープを文字の表面に張り、マスキングをした上で、ハケでていねいに塗料を塗っていきます。

    案内板のメイン解説文、文字見本どおりにできました。

    案内板のメイン解説文、文字見本どおりにできました。

    文字見本です。

    文字見本です。

    まだまだ、細かな部分の作業がたくさん残ってます

    まだまだ、細かな部分の作業がたくさん残ってますが、なんとか雪が解けるまでには完成をと・・・・?

    この続きは完成したときに載せたいと思います(^-^* 

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    お問合せ先

    森林技術・支援センター

    〒095-0015
    北海道士別市東5条6丁目
    TEL 0165-23-2161
    TEL 050-3160-5755(IP)
    FAX 0165-23-2164

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