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北海道森林管理局

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     平成27年度森林総合研究所北海道支所主催の現地検討会について(平成27年10月27~28日)

    平成27年度から森林総合研究所北海道支所と森林技術・支援センター、北海道森林管理局との共同研究となっている「トドマツ人工林主伐に対応した低コスト天然林更新施業・管理システムの開発」プロジェクト(森林技術・支援センターの技術開発課題はこちら)の初年度の実施状況の現地検討会が10月27~28日の2日間、南富良野町の上川南部森林管理署管内にて実施されました。 

     

    初日は、室内で概要説明のあと質疑応答があり、その後、現地へ向かいました。

    地表処理試験地は開催2日前に降った雪のため、一面の雪景色となっており、施工後の状況はあいにく見ることが出来ませんでした。


    室内討議(上川南部署会議室)
    室内討議(上川南部署会議室)

    雪で覆われた試験地
     雪で覆われた試験地

    また、トドマツ誘導伐後の地表処理試験地に設置してあったシードトラップも雪で倒れていましたが、翌日、森林総合研究所の担当者が回収したとのことです。

    試験地では、地表処理後の土砂流出による環境への影響を調査するための、土砂流出量の測定機器や流量・濁度計測装置について森林総合研究所から説明がありました。 


    雪で倒伏したシードトラップ
     雪で倒伏したシードトラップ 

    土砂流出量の測定機器の説明
    土砂流出量の測定機器の説明

    流量・濁度計測装置
    流量・濁度計測装置

    現地検討会の様子
    現地検討会の様子

     

    2日目は、このプロジェクトでは、天然更新の過去の実績について、成功・失敗例も含め、今後の森林施業の参考とするために現地調査を実施していることから、上川南部署管内の天然更新施業地及び天然林択伐試験地を視察しました。 


    天然林択伐試験地入口
    天然林択伐試験地入口

    天然更新施業地視察の様子
     天然更新施業地視察の様子

    本試験は、森林総合研究所の開発期間は平成30年度までとしており、トドマツ人工林主伐後の天然更新を低コストで誘導させる具体的な手法の開発を確立させることが期待されています。

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    お問合せ先

    森林技術・支援センター

    〒095-0015
    北海道士別市東5条6丁目
    TEL 0165-23-2161
    TEL 050-3160-5755(IP)

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