平成29年度国有林モニター会議を開催
平成29年12月18日、2年間の締めくくりとなる国有林モニター会議を中部森林管理局大会議室(長野市)において、長野、岐阜、愛知県から国有林モニター1 7名に参加いただき、新島局長出席のもと開催しました。
会議はまず、局長からモニター活動に対するお礼とこれからの森林・林業が進むべき方向等について述べ、担当課長から2年間のモニター活動の概要(3回の現地見学、3回のアンケート調査、森林・林業に関する資料の送付等)についての報告の後、モニターの皆様からご意見、ご感想等について発言していただき、それに対して局から回答する形で意見交換を行いました。
中部森林管理局では、国有林モニターの皆様からいただいた貴重なご意見を、これからの国有林野の管理・経営に活かしていきたいと考えております。
ご意見、ご感想の概要
- 国土の保全、水資源を守っていることを多くの国民が知らない。もっとPRを。
- 専門的なことが多く事業も幅が広いため資料の内容が理解しにくかった。
- 担当者の説明など分かりやすく工夫されていた。
- 早い段階でモニターが顔を合わせる機会や森林・林業の勉強会、現地見学、会議の回数を増やすことも有効ではないか。
- ニホンジカの駆除や捕獲したシカの有効活用の推進。
- 林業は業として成り立つのか疑問。森林整備には税金を投資すべきではないか。
- モニターになって森林・林業に興味が湧き、勉強した。これを機に廻りの人に伝えていきたい。
- 同一渓流で異なる省庁が同じようなえん堤を作ることは疑問。林野庁でしか出来ない災害対策や予防治山がより重要ではないか。
- 「森林環境税」、「森林バンク」について知りたい。「森林環境税」は国土を守るには必要。もっとPRを。「森林バンク」については、まず所有者と境界線の明確化に力を入れて欲しい。
- 実際に奥山に行き、治山災害復旧現場、木材生産現場を見せてもらい感動した。
- 子供達に向けての情報発信や各種の広報活動をもっと積極的にする必要がある。
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