このページの本文へ移動

中部森林管理局

    文字サイズ
    標準
    大きく
    メニュー

    プレスリリース

    小林式誘引捕獲法の現地検討会の開催について

    • 印刷
    令和5年8月21日
    林野庁 中部森林管理局


    ニホンジカによる樹木の食害や剥皮被害は、確実な再造林や適切な森林整備の実施に支障を及ぼし、現在、被害は拡大傾向にあります。また、こうした被害が進むと下層植生が消失し、土壌が流出するなどして森林の有する公益的機能の発揮に影響を与えるおそれがあります。

    中部森林管理局では、こうした森林被害の低減に向けて、地域の自治体や関係者と連携しながら、捕獲と防護の両面で対策に取り組んでいるところです。

    今般、特に捕獲面での対策強化を図るため、初心者でも簡単に効率よく捕獲ができる「小林式誘引捕獲法」を管内で導入・普及していくこととして、本捕獲方法の発案者である林野庁職員の 小林係長()を講師に迎え、岐阜県、愛知県において、下記のとおり現地検討会を開催します。

    (注)本捕獲方法の発案・普及の功績により人事院総裁賞を受賞(R4)

    1.開催日時等

    【岐阜会場】岐阜県加茂郡七宗町  七宗国有林1219林班

    令和5年8月28日(月曜日)13:30~15:30

    【愛知会場】愛知県北設楽郡設楽町  段戸国有林38林班

    令和5年8月29日(火曜日)10:00~12:00

    2.実施内容

    小林式誘引捕獲の説明及び実演

      3.参加予定者

      地元自治体、猟友会、森林管理署職員等  各会場50名程度

      4.その他

      お越しいただく場合は、事前にご連絡をお願いします。また、林内での活動ですのでヘルメット、長靴等をご準備ください。なお、いずれも現地にトイレはありません。

      ※小林式誘引法は、シカが餌を食べようとして近づいた時に、前足を餌の近くに置く習性を利用した新たな捕獲方法として注目されています。

      捕獲イメージ

      お問合せ先

      技術普及課
      担当者:小枝、中村
      電話:050-3160-6548
      メール:c_fukyu@maff.go.jp