平成27年度国有林モニター会議の開催

平成28年1月21日、中部森林管理局大会議室（長野市栗田）において、国有林モニターの方8名及び当局から局長、総務企画部長、計画保全部長、森林整備部長、総務課長、企画調整課長が出席し、国有林モニター会議を開催しました。

【当日の概要】

会議は、局長の挨拶で始まり、企画調整課長から会議に当たって、モニターからの事前意見・要望等への回答、2年間のモニター活動の概要等（モニター会議、2回の現地見学会、4回のモニターアンケートなど）について報告の後、モニターの皆様からモニターとしての2年間の活動を通じてのご意見、ご感想等について発表していただいた後、意見交換を行いました。

  モニターの皆様から、「国有林の現場を見ることができ良かった」、「日本は災害列島、御嶽山噴火災害の復興等の取り組み等全国植樹祭等通してPRが必要である」、「豊富な森林資源の大部分が枯渇するのでは？森林資源の活用を、国を挙げて考える法整備等が必要」、「民国連携、林業の育成・発展を真剣に考えて欲しい」、「NPO、各種ボランティアを活用した取り組みが必要」、「森林の大切さを一般の人にもっとPRを！」、「国産材の利用の推進により、林業が若い人に魅力ある職場となるよう取り組みが必要」、「森林について都会の人に地域イベント、大型ショッピングモール等活用したPRを！」、「自然の適切な保全・管理に努めてほしい」などのご意見、ご要望が出され、局長等からお答えしました。
  また、閉会後に実施したアンケートでは、「日本は、森林大国。機械やロボットをもっと活用して森林の整備を進めてほしい」、「セルロースナノファイバーの普及等の新しい事業にも大いに取り組んでほしい」、「モニターをもう少し続けたい」、「モニター活動を通じて教えていただいた事を少しでも知人等に広報したい」、「積極的な意見交換ができ大変有意義な会議であった」、「モニター募集はホームページより一般的な雑誌に載せた方がモニターが集まりやすい」といったご感想、ご要望をいただきました。

中部森林管理局では、今回の国有林モニター会議でいただいた貴重なご意見を、これからの国有林野の管理・経営に活かしていきたいと考えております。