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南信森林管理署

〒396-0023
長野県伊那市山寺1499-1
TEL/050-3160-6060
FAX/0265-72-7774

お知らせ

三六災害50年 シンポジウムの開催について

 管内の概況

南信森林管理署管内(伊那谷流域)は、長野県南東部に位置し、南アルプスと中央アルプスに挟まれ、流域面積は399,287haで、長野県全体の29%を占めています。このうち国有林野は4市5町11村に所在し、その国有林野面積は70,620haで流域面積の18%を占めます。また、官行造林地は7,658haとなっています。
国有林野は、南アルプス、中央アルプスなどの山岳地域に多く位置し、その大半が南アルプス国立公園、八ヶ岳中信高原国定公園、中央アルプス県立自然公園などの自然公園に指定されており、仙丈岳、八ヶ岳、千畳敷カールをはじめとする雄大な山岳景観や豊かな自然を求めて、森林浴、登山、スキーなどに首都圏や中京圏などから多くの人々が訪れています。
さらにこの流域には「糸魚川一静岡構造線」「中央構造線」の2大構造線が走り複雑な地質構造となっており、水源のかん養、土砂の流出・崩壊の防備といった快適で安全な生活を確保するため、国有林では9割以上の森林を保安林に指定しています。

 

 森林の概況

管内の森林面積は、322,570haで流域面積の81%を占めています。このうち人工林面積は、149,778haで森林面積の46%、また、天然林面積は153,701haで森林面積の48%と、人工林と天然林の比率はほぼ同じとなっています。人工林を樹種別に見ると、流域全体ではカラマツが51%(国有林では80%)と最も多く、次いでヒノキの順となっています。林齢構成については、6割以上が40年生以下の森林となっており除伐・間伐を必要としています。天然林については、南アルプス、中央アルプス、八ヶ岳の2,000m以上の高標高地が多いこともありモミ、コメツガ、シラベといった亜高山性針葉樹が6割以上を占めています。

 

 公益的機能の推進

「国民の森林」である国有林の管理経営の基本は、公益的機能の発揮です。
機能類型にふさわしい森林の取り扱いを進めていきます。

南信森林管理署では、国土の保全や水資源のかん養、環境の保全などの公益的機能の維持増進を重視した管理経営を推進しています。このため、ひとつひとつの森林を重点的に発揮させる機能によって「水土保全林」、「森林と人との共生林」、「資源の循環利用林」の3つに類型化した上で、適切な管理経営に努めています。

 

森林整備の方向

公益的機能の発揮を重視する公益林

水土保全林

「糸魚川一静岡構造線」「中央構造線」の2大構造線が走り断層が多いことに加え風化の進んだ花崗岩地帯であることから、山地災害の防止に対する要請は高く、国有林としても計画的な治山事業を行うとともに、土砂流出防備機能を高めるため針葉樹と広葉樹が混じり合った森林を造る針広混交林施業を推進することとしています。


45,903ヘクタール65%

森林と人との共生林

中央・南アルプス、八ヶ岳、霧ヶ峰高原などの豊かな自然に恵まれた地域であり、国有林では亜高山帯、高山帯における森林植生及び高山植物群落の保護や、氷河期の名残をとどめるカール地形など特異な地形を保護するため保護林を設定しています。さらに豊かな自然を多くの人に楽しんでもらうため、北八ヶ岳自然休養林、駒ヶ岳風致探勝林等のレクリェーションの森を設定しています。

24,717ヘクタール35%

資源の循環利用林

350ヘクタール0.4%国有林では、資源内容が充実しつつあるカラマツ、ヒノキ、アカマツ人工林から産出される国有林材の計画的、安定的な供給をとおして、伊那谷流域の林業・林産業の発展に努めていくこととしています。
また近年、地元材を利用した家造りや木質バイオマスエネルギーの開発・普及について地元を上げて取組みを進めており、国有林としてもこうした流域での取組みに対して積極的に協力していくことにしています。

  

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管内の見どころ 

保護林

管内の国有林は、「縞枯山」や八ヶ岳、中央・南アルプスの高山・亜高山性の貴重な植物群落、中央アルプスのカール地形等の特異な地形を有しており保護林として設定しています。

 

七島・八島植物群落保護林

約1万年前に成立した泥炭層の堆積した貴重な高層湿原で、国の天然記念物に指定されている。(下諏訪町)

 

中央アルプス駒ケ岳特定地理等保護林

この一帯の池の平カール、池の平モレーン等をはじめとする氷河地形を周辺の植生と併せて保護しています。(駒ヶ根市)

 

大河原イヌブナ林木遺伝資源保存林

イヌブナ、コメツガ等の広葉樹からなる天然林で、長野県では珍しいイヌブナの遺伝資源を保護しています。(大鹿村)

 

八ヶ岳縞枯山植物群落保護林

亜高山樹林が縞状に枯れていく現象で有名な縞枯山一帯を保護し、現象の成因や現況の変化を調査しています。(茅野市)

 

管内の保護林

名称 個所数 面積(ha) 備考
森林生態系保護地域 1 1511 南アルプス南部光岳
林木遺伝資源保存林 4 115 西岳ヤツガタケトウヒ等、小黒川ウラジロモミ等、歌宿シラベ等、大河原イヌブナ
植物群落保護林 13 10812 八ヶ岳縞枯山、西岳カラマツ、七島八島湿原、白岩岳カラマツ、塩見・三峰岳、豊口山シダ、中御所カラマツ、本谷山、南アルプス赤石岳,燕岩、神の石シダ、南アルプス聖岳
特定地理等保護林 4 5445 白岩岳、巫女淵、仙丈岳、中央アルプス駒ケ岳

 

レクリエーションの森

国有林の中から特に美しい森林、山岳、渓谷、湖沼、等やキャンプ、スキーなどの野外活動、自然観察などに適した森林を「レクリエーションの森」として選定し、広く国民のみなさんに森林とふれあう場所を提供しています。


「坪庭」北八ヶ岳自然休養林(茅野市)

駒ケ岳風致探勝林(駒ヶ根市)

富士見パノラマスキー場
(富士見野外スポーツ地域)富士見町

宮田高原風致探勝林(宮田村)

しらびそ峠風致探勝林(上村)

三級の滝風景林(辰野町)

 

管内レクリエーションの森

名称 個所数 面積(ha) 備考
自然休養林 1 1037 北八ヶ岳
自然観察教育林 1 1255 八ヶ岳
野外スポーツ地域 1 73 富士見
風景林 5 831 蓼科山、三級の滝、霧ヶ峰、入笠山、尾高山
風致探勝林 6 620 七島八島、富士見、駒ヶ岳、宮田高原、しらびそ峠、富士見台

 

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管内位置図 



 

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