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木曽の国有林見学会2016春季【開催しました】

中部森林管理局では名古屋市内の関係機関や団体等の協力を得て、「木曽の国有林見学会2016春季」を開催しました

新緑深まる赤沢自然休養林内でパズルラリーを楽しみながら森林浴

集合写真

写真のダウンロードはこちら(JPG:7,548KB)

参加者アンケート結果(PDF:211KB)

見学会の概要

 この催しは、名古屋市を中心とした都市住民の方々に、木曽川源流の国有林を訪ねて頂いて、木曽地域の林業のあゆみ、木材の輸送方法(伐採地、小谷狩り、森林鉄道)等、熱田白鳥貯木場にたどり着くまでの運材技術の変遷や木材の出材(生)地を実際に見聞きしていただく学習講座です。新緑深まる木曽ヒノキ林内でパズルラリーなどをしながら森林の魅力(森林浴)を満喫していただきます。

 なお、見学会前週の5月18日(水)、「熱田白鳥の歴史館」において事前学習会を開催します。

 申込先等、詳しくは下欄のチラシをダウンロードしてご覧ください。 

パンフ

 

見学会の見所ポイントなど

(1)床堰木曽谷では江戸時代から明治44年(1911年)に鉄道運送が始まるまでの300年以上の間、川の流れを利用して木材を運び出していました。木曽川支流から本流までの運び出すことを小谷狩りといいます。その小谷狩りの最上流部に造られたのが床堰です。床堰は小沢に「堰き」ダムを作り、水と木材を一気に流し出し下流へと木材を運び出す施設です。

(2)ご神木伐採地ご神木とは、伊勢神宮の20年に一度行われる式年遷宮のたびに新調されるご神体を安置するする器のことです。式年遷宮に必要なヒノキ材は、鎌倉時代までは神宮の山から伐り出されていましたが、良材が無くなったことから江戸時代から木曽山から搬出されるようになりました。
(三ッ紐伐り):木を伐倒する作業には、一般にチェンソーが使われますが、チェンソーがない時代にはおのやのこぎりが使われました。ご神木伐採地では、おのだけを使用する三ッ紐伐りでおこなわれ、木曽地方では、昭和20年頃まで用いられました。現在は、ご神木の伐倒のみに行われている伝統的な方法です。

(3)ひのき大樹赤沢の木曽ヒノキ林は1906年から1947年まで遷宮のための木曽ヒノキを供給することを目的とした「神宮備林」に指定されていました。大樹とは直径60センチ以上で形質優良な木曽ヒノキを「大樹」として台帳にのせ管理していました。(伐採地含む)

(4)森林鉄道鉄道の発達により、それまで河川を利用して流送していた木材を貨車で輸送するようになりました。これに伴い、鉄道の駅まで木材を運ぶための森林鉄道が建設され最盛期には中部森林管理局管内の延長が530kmを超えました。局管内で最初の森林鉄道は赤沢地域までの小川入線で1916年に完成しています。トラック輸送に切り替わるまでの約60年の間、森林鉄道は木材輸送や山村に暮らす人々の足として活躍しました。

(5)林業遺産2013年日本森林学会では、100周年を契機とした事業で日本各地の林業の発展の歴史を記憶・記録しておく取組みとして林業遺産を認定し、木曽地域から木曽森林鉄道と木曽山林学校の資料・演習林が選定されました。なお、赤沢自然休養林には、ボールドウイン蒸気機関車が展示されています。

(6)森林資料館木曽式伐木運材法や近代化の象徴だった森林鉄道、また、林業の歴史を資料や写真で紹介しています。

 

お問い合わせ先

木曽森林ふれあい推進センター
担当者:菊池
ダイヤルイン:0264-22-2122

名古屋事務所
担当者:千葉
ダイヤルイン:052-683-9206

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