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中部森林管理局

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    2017年11月2日(第106号)

    皆さんこんにちは。いかがお過ごしでしょうか。
    11月になりました。本来なら今の時期は、「天高く馬肥ゆる秋」のはずなのですが、キノコの不作、秋刀魚や鮭も不漁とのこと。また、10月末の週末は2週続けて台風の襲来と、この時期には珍しく天候不順で、なかなか青空にお目にかかれない日が続きました。志賀高原や戸隠では、雪が降ったとのニュースも流れましたし、長野市内でも寒い日が続き風邪などもはやってきています。体調管理にお気をつけください。

    平成29年もあと、2ヶ月。あったかい鍋などで栄養補給と十分な睡眠をとって、体調を崩さないように頑張りましょう。

    さて、今回のメールマガジンですが、計画課長からのメッセージの他、注目情報には、「平成28年木材需給表」の公表についてを取り上げています。

    最後までお読みいただければ幸いです。

    INDEX 

    1.森林管理局からのメッセージ----------------中部森林管理局  計画課長

    2.注目情報----------------------------------「平成28年木材需給表」の公表について
                                                              ~木材自給率は6年連続で上昇し、34.8%に~

    3.今月のトピックス----------------------------100年先の森林づくり発表会

    4.お知らせ-----------------------------------・「ウッドデザイン賞2017」受賞作250点が決定

                                                               ・「国有林の地域別の森林計画」の樹立・変更について(公告・縦覧)
                                                               

    5.広報「中部の森林」--------------------------10月号掲載

    6.業務関連情報-------------------------------公売・入札情報

    1.森林管理局からのメッセージ

    野庁  中部森林管理局 計画課長富岡弘一郎

    「国有林の保護林制度について」

    「保護林」て知っていますか?自然保護に関する制度で、大正4年から国有林が独自に取り組んでいるものです。制度創生時は、原生林保護、名所旧跡や景観といった風致保護、高山植物や鳥獣繁殖地の保護などを目的としていました。中部森林管理局管内では、大正5年に上高地学術参考保護林(10,907ha)が設定されました。
    自然保護を目的とした法律として、国立公園法(昭和6年)、自然環境保全法(昭和47年)などがありますが、これらに先駆け取組を実施している面が評価できると思います。
    現在、世界自然遺産として登録されている、知床、白神産地、小笠原諸島、屋久島は、約9割以上が国有林ですが、世界遺産登録以前より保護林として厳格に保護・管理されてきたものです。まさに保護林制度があったゆえに世界遺産登録につながったと言えるでしょう。
    保護林制度は、時代の要請によりこれまでも見直しがなされており、近年では平成27年度に保護林制度の改正が行われました。この改正では、森林生態系や個体群の持続性に着目した保護林区分が導入され、7種類であった保護林を3種類に再編することとしたほか、自立的復元力を失った森林を潜在的自然植生を基本とした生物群集へ誘導する「復元」の考え方の導入や、管理体制の見直しが行われました。
    この改正を受け、中部森林管理局では、平成27年度に長野県及び岐阜県の木曽地方に、ヒノキ、サワラといった温帯性針葉樹林の復元を目的とする「木曽生物群集保護林」を設定したほか、新たな保護林区分への保護林の再編作業を進めています。
    中部森林管理局には保護林が約11万haありますが、今後とも保護林のモニタリングなど適切な保護管理を行い、未来につなげていきます。

     2.注目情報

    「平成28年木材需給表」の公表について~木材自給率は6年連続で上昇し、34.8%に~

    林野庁は、平成28年の木材需給に関するデータを集約・整理した「木材需給表」を取りまとめました。
    総需要量は7,807万7千立方メートル(丸太換算。以下同じ。)で前年に比べ3.9%増加しました。
    国内生産量は2,714万1千立方メートルで前年に比べ8.9%増加し、輸入量は5,093万6千立方メートルで前年に比べ1.4%増加しました。
    木材自給率は前年から1.6ポイント上昇して34.8%となり、平成23年から6年連続で上昇しています。

    ☆詳しくはこちらをご覧ください。https://www.rinya.maff.go.jp/j/press/kikaku/170926.html

    3.今月のトピックス 

    100年先の森林づくり発表会

    100年先の森林づくりを考える発表大会を11月16日岐阜県下呂市にて開催します。
    市内の小学生から専門家までそれぞれの視点で森林・林業に関わる取組を発表し地域最大の資源である森林の役割や重要性、地域の林業事業体や国・県・市それぞれの行政機関はどんな仕事をしているのか。地域の取組をより知ることで誇りの持てる郷土づくり、将来の担い手を育成することを目的に開催します。
    ぜひ会場へ足をお運びください。

    ☆詳しくはこちらをご覧ください。https://www.rinya.maff.go.jp/chubu/gihu/attach/pdf/index-8.pdf

    4.お知らせ

    「ウッドデザイン賞2017」受賞作250点が決定

    ウッドデザイン賞は、木の良さや価値を再発見させる製品や取組について、特に優れたものを消費者目線で評価し、表彰しています。
    今年で3回目を迎える「ウッドデザイン賞2017」の受賞作250点が発表されました。


    ☆詳しくはこちらをご覧ください。https://www.rinya.maff.go.jp/j/riyou/kidukai/con_6.html

     

    「国有林の地域別の森林計画」樹立・変更について(公告・縦覧)

    伊那谷、木曽川、東三河の各森林計画区における国有林の森林整備及び保全に関する基本的な事項等を定める「国有林の地域別の森林計画」を樹立するとともに、中部山岳、千曲川上流、宮・庄川の各森林計画区の「国有林の地域別の森林計画」の変更を行うため公告・縦覧しています。

    ☆詳しくはこちらのチラシをご覧ください。https://www.rinya.maff.go.jp/chubu/press/keikaku/171031.html 

    5.広報「中部の森林」10月号

    中部の森林 10月号(第163号)

    「中部の森林」10月号は、「九州北部豪雨派遣者が帰任」の記事を掲載しています。
    各地からの便りには、「ニホンジカ被害対策に関する業務検討会に参加して」の記事などが届きました。
    シリーズ「森林官からの便り」には、南木曽支署柿其森林事務所 仲沢森林官からの便りを掲載しています。

    シリーズ「ご当地自慢」は、松本森林事務所から「松本城と美ヶ原高原」を掲載しました。


    ☆詳しくはこちらをご覧ください。https://www.rinya.maff.go.jp/chubu/koho/koho_si/index.html

    6.業務関連情報

    公売・入札情報

    https://www.rinya.maff.go.jp/chubu/apply/publicsale/index.html

     


    最後までお読みいただきありがとうござました。
    次回の「中部森林管理局メールマガジン」もお楽しみに! 


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